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逃げていい
こんにちは!やなぎです!
今回の記事もそろばん講師をしていて、感じた内容になります。
テーマとしては、とても人間的なものであり自分に言い聞かせるかのようなものでもあります。
最近では、アニメやドラマのセリフでも「逃げていい」というワードが出てくることも多くなったと思います。
また、HSP気質の繊細さんをテーマにした書籍も話題になったこともあり、昔よりも逃げることへの抵抗が少なくなった人も多くいるのではないかと思います。
僕も以前は逃げることへ抵抗がありましたが、今では考え方が変わりほとんど抵抗もなくなりました。
そこで今回は逃げるということへの捉え方をお伝えしていこうと思います。
逃げても良い理由
「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ」エヴァンゲリオンのパイロットである碇シンジくんの有名なセリフですね(;´・ω・)
逃げることは情けないことであり、カッコ悪いかのような・・・
逃げずにそこへ立ち向かうことが大切という美学的なものでしょうか・・・
分からなくはないですが、人生100年時代といわれている現代には合わない考えではないでしょうか?
逃げずに耐え抜いた結果、精神的や肉体的に追い詰められパフォーマンスが下がってしまったり、むしろ長い療養期間が必要になる場合もあるでしょう。
そもそも立ち向かった結果、さらに辛い思いをする可能性もあります。
僕も逃げるという選択をしてこなかったために苦しんだ経験が沢山あります(-"-)
・小学生の頃、苦手な友達からの誘いを断って逃げたかったけど、断りにくいし後が怖いから付き合うことにした
→その後も何回も誘われてしまい余計に苦しみが続いた。
・習い事を辞めたくて仕方なかっけど、親に言われるし怒られるから続けた
→その習い事を考えるだけでソワソワして落ち着かなくなる。
・本当はもうこの人とお別れしたいけど、言い出しにくいからそのままにした
→付き合う期間が長くなって更に言い出しにくくなり心身ともに疲弊してしまう。
こうして逃げるという選択を取らなかったために、後からより嫌な思いをしたり苦しむ結果になることが多かったです。
しかしながら、考え方を変えて逃げるという選択を取るようになってからは、こうしたストレスはなくなり人生が良い方向へと回っていくようになりました。
逃げではないく回避したと考える
逃げるという響きに抵抗がある人も多いのではないかと思います。
そんな時は、回避したと考えてみてはいかがでしょうか('ω')?
誰だってライオンが目の前に現れれば逃げますよね?笑
だから運悪く目の前にライオンや自分に危険を及ぼす存在が現れたんだと考えて、一目散に逃げて下さい。
勇敢にライオンへ立ち向かい返り討ちにあって、長い療養期間を取るくらいならさっさと逃げてしまいましょう 笑
悩みの根っこは今も昔も変わらない
講師として働き毎日多くの子供たちと関わっていますが、悩んでいる内容は自分の性格のことだったり、人との関わり方だったりと中身は今も昔も大きく変わらないと感じています。
僕は学校の授業で手を挙げて発言したり、グイグイと前に出ていくコミュニケーションが苦手なタイプでした。
それは大人になった現在も変わっておらず、例えば他の先生と一緒にレッスンをする時などはあまり前に出て行こうとはせず、一歩引いた所で観察しています。
どうしたも遠慮してしまい、本当の自分を晒せないような場面が度々あるのです。
気持ちとしてはもう少し前に出て行きたいとも考えています。
こういった悩みは目の前で起こっている事象が違うだけで、悩みの根っこは同じです。
無意識に反応してしまう事への対処は難しい
また、僕は他人から注意されたり指摘を受ける事を攻撃されていると感じてしまう癖があるようです。
加えて高校生の頃はいじめに遭っていたこともあり、対人関係に苦手意識が残ってもいます。
そういった経験や価値観は心の深層心理にあり、無意識レベルで反応してしまうことがあります。
そのため例え相手が小さな子供であり、生徒であったとしても当時のトラウマや嫌な記憶と重なり無意識的に怖さを感じてしまうこともあります。
逃げたものへ向き合う瞬間が来る
今も昔も悩みの根っこが変わらないからこそ、時には逃げる(回避行動)という手段は必要な過程となります。
一旦はその攻撃を回避して準備が整ったら、こちらから迎え撃つ 笑
やなぎの例でいえば、子供の頃から前に出て仕切ったり発言することが苦手→いったん回避した→講師となった今、この仕事を続けて成長したいと思えるようになったから、その苦手なものへもう一度向き合ってみる!
という決意に繋がったということになります。
その人その人で悩みに向き合うタイミングはあると思いますが、僕にとっては今この瞬間のそろばん講師業がそのタイミングだと考えています。
逃げてしまった後悔している人もいるかもしれませんが、それは今後の自分の人生に必要な過程だったのだと考えてみてください。
逃げていいんです!
まだその時ではないんですから、準備ができたらまたトライしていきましょう(^_-)
それでは今日はここまでで