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二十四節気 七十二候【霜降】
ついに秋の最後の時候が…気づけば過ぎ…。
なんと下書のまま公開するのを忘れていました…。
10月23日は霜降。山間部等では露が霜に変わる頃です。
カレンダーを作り始めてちょうど半年…。始まりは小満でした。
まさに夏に向けて命が満ち満ちていた頃。緑と虫でいっぱいだった瑞々しい季節から、葉が色づき、虫たちが減り、乾いた風が吹き、実が生る季節へ…
地球が太陽の周りをちょうど半周したのだと改めて感じる今日この頃。
今回のカレンダーに登場するススキ(尾花)は秋の七草の一種です。
白露のカレンダー作成中に、秋の七草なるものがあることを初めて知りました。
その七種(萩、尾花、桔梗、撫子、藤袴、葛)について名前は知っていましたが、実際にどんな花でどこに咲いてるのか、ほとんど知らないなと…。
そんなレベルの私も、最近ようやく萩を認識できるようになりました。
一度認識すると「ここにも!こんなとこにも!」といろんなところで発見するようになるのは楽しい❊
若かりし頃は花の名所によく出かけ、写真を撮ってたなぁ。秋ならコスモス、薔薇、コキア、紅葉…。
コロナ禍がきっかけなのか、身近に咲いている草花や木がだんだん気になるようになりました。
遠くへ出かけることができなかった時期、楽しみだったのが近所の公園(遊歩道)の散歩でした。
その頃は東京に住んでいて、家から徒歩1分のところに親水公園がありました。
在宅勤務の時は少しでも外の空気を吸いたくて、昼休みや退勤後に遊歩道を散歩していたのが懐かしい。
そこで花や木や鳥を見るのがとても楽しみでした。
二十四節気カレンダーに登場する季節の草花は、花屋さんに置いているようなものは少なく、こういった身近な道端や庭木、公園や野山で発見できます。
このような素朴な草花を愉しむのが「茶花」です。
茶花とは茶室の床の間に飾る花のことで、「花は野にあるように」と千利休が残したように、季節の草花を自然そのままに近い状態で「投げ入れる」形が原則らしい。
花も器も生け花のように華美でなく、質素なものを自然に近い形で…素朴な佇まいが良いとされています。
茶花のことは最近茶道の本を読んで知りましたが、茶道は合気道ととてもよく似ていています。
自分が関心を持つもの同士に共通点を感じたり、本質的な繋がりを感じることはとても嬉しい気持ちになりますね。
話は戻り、身近な自然の話…。
今回カレンダーに書いたジョウビタキと紫式部。
ジョウビタキの方は名前は知っていましたが、未だその姿を見たことはありません。
調べたところ大きさは雀ほどで、あまり人を怖がらないので、お庭とかにも遊びに来てくれるらしい。
ヒッヒッヒッと高くかわいい鳴き声が聞こえたら周囲をくまなく見回したいと思います。
紫式部は今回カレンダー作成で初めて知りました。
個人的にちょうど今大河ドラマに夢中なので、名前が気になって…。
山野に自生するシソ科の植物で、実が美しいので観賞用に庭木として好まれるようになり、野生のものはあまり見られなくなったらしい。
見てみたいなぁと思ったけど、もしかしたら近くにあるのに、気づかず過ごしているのかもしれません。
ジョウビタキと紫式部をこの秋発見できたらいいなぁと密かに期待しています。
ススキも見たいしまだまだ秋を楽しみたい気持ちです。
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