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虐待を受けたからと言って人間不信になるわけではない
虐待を受けた人は、人間不信になると思う人がいるかもしれない。
でもそれって、ただの先入観だったりする。
ごく稀に、人間不信どころか人間が大好きだ!と言う人もいるのよ。
めっちゃレアキャラかもしれない。
ドラゴンボールが7つ集まるぐらい、珍しいことだとも思う。
私がそうなんですが、
虐待を受けてきて人間不信になるどころか、
人間が大好きで。
人を信じることを諦めたくないとか、
そういったものでは
ゆっくりと時間をかけて感染するアルコール依存2
自分は大丈夫だと思っていた。
お酒なんか大嫌いだと思っていたし。
父がアルコール依存に陥ったその時から、世代連鎖の音が聞こえていたのに。
私はそんな自分を、見て見ぬふりして過ごしていたのだろう。
日常的な飲酒お酒の味を覚えてしまった高校生のころは、とにかくお酒がないと楽しくない。
みんなで楽しく飲んでいる時が一番楽しく、また、自分の居場所がそこにある安心感を覚えていた。
そこから徐々に
ゆっくりと時間をかけて感染するアルコール依存
私が三歳のころから、父はアルコールが原因で入退院を繰り返していた。
そんな父を見て育った私は、『あんな大人にはなりたくない』と決めたはずなのに。
お酒への興味きっかけは大人びたかっただけ。
私が初めてお酒を飲んだのは小学生のころ。
こんなことを堂々と書いていいのか分からないが、興味本位で飲んでしまった。
私が三歳のころから父はアルコール依存症で、毎日のように吐血をしては飲むことを繰り返し
父を変えたアルコール
父は優しい人だった。仕事も真面目にこなし、成績はいつもトップクラスだったそうだ。
アルコールに溺れるまでは・・・
出社拒否いつからか父は、朝から晩までお酒を呑む生活を送っていた。
私の記憶には、出社前の父は必ず吐血をしていた。
そこからスーツに着替え、ネクタイをきっちり締め、スーツに合う靴を選び、会社に向かうのであった。
その光景が当たり前のように続いていたが、父はいつからか会社に行くこ