【超重要】症状が緩和した段階では再発が起きるリスクが高い
症状が『ぶり返した』経験ってありますか?
治療をせずに、放っておいたものが蓄積して再発したらしょうがないと思いますが、治療院に通っていたにも関わらず、治療後すぐに再発すると通っていた時間とお金が無駄になってしまいますよね。
結論から書きますと、症状がなくなったばかりの段階では、不調がおさまっているだけで完全には治っていないのです。痛みなどの症状が落ち着いた段階からあと1、2回治療に通うだけで再発のリスクがグンと少なくなるというケースは多くあります。
普通は症状がおさまったら来院を止めますよね。分かります。
今回は無料記事です。なぜ、不調がおさまってからあと数回通った方が良いのかを解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。
1.症状が緩和した段階では再発が起きる場合が高い理由
結論から言いますと肩こりや腰痛など、どんな症状でも「症状が無くなった段階では、根本的な原因が解消しきれていない場合がほとんど」なのです。
筋肉が硬くなったときに出る痛みを例にすると、痛みが治った段階では筋肉の深いところのコリがまだ残っていることが多いのです。
根深いコリ(根本原因)をしっかりと取らなければ直ぐに症状が再発したり、治り切る前に再び蓄積がはじまるため、悪いケースでは最初の症状以上に出てくることも少なくありません。
本当は根本が取れたときに症状が治れば分かりやすいですよね。
せっかく治療したのに再発をしてしまうと、全くとは言いませんが今まで通った時間とお金が無駄になってしまうので、通院をやめるタイミングは先生と相談して決められることをお薦めします。
丁寧な先生は、「あと2回来て下さい」などと細かく回数を提案してくれることでしょう。
2.放っておいておさまった症状は、まず次回はさらに悪い度合いでもどってくる
友人などと話していると、「この間まで辛かった症状が、放っておいたら良くなったんだよね」と聞くことがあります。ですがタイトルに書いたように、放っておさまった症状は、将来今回の症状以上の悪い状態で再発します。
冷静に考えれば分かることです。
例えば、虫歯だって最初に軽い痛みで小さな虫歯を体が教えてくれますが、人間には“順応”という慣れる機能が付いているため、いったん症状が落ち着くことがあります。しかし、歯医者さんでその時に治療をしっかりとしなければ、虫歯は大きくなり状態は悪化しますよね。
私は自己免疫力で良くなる不調のレベルは、ほんの軽い症状だけだと思っておいた方が良いと思っています。
自己免疫力で勝手に治してくれる不調は、自覚症状に出ないレベル。自覚症状に出てきた不調は、体からの「何か手を加えた方が良いわよ!」というサインだと感じてください。
症状が軽い段階の方が治療の回数は格段に少なく済みます。
3.まとめ
1.通院して症状がおさまった段階では、根本の不調が解消しきれていないことが多い、そこまで良くしてくれた治療師と要相談。
2.何も処置をせずに良くなった症状は、将来高確率で今まで以上の度合いでもどってくる。
忙しかったり、金銭的に余裕がないと難しい問題ということは分かります。
しかし、不調を放っておいて大きな度合いになってしまった時には、治療回数が多くなってしまうため、小さな不調の間に治療をしてしまった方がトータルコストが少なく抑えられるということだけ覚えておいてください。
その時に虫歯をイメージしていただいて、治療院へ足を運ぶか判断してください。
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