ササクマ
こんにちは。ササクマと申します。お久しぶりです。誰かに頼まれたわけではありませんが、自分が書きたくなっちゃったので映画評を書きます。 1年ぶりとなる今回の映画評は新海誠監督『すずめの戸締まり』です。ネタバレ卍解なので、未見の方はお気をつけください。 あらすじ 1. まえがき本作品に対して、公式から「集大成にして最高傑作」なんて宣伝文句が飛び出しちゃってます。いくらなんでも大げさだと思いますが、その通りでした。 なぜなら、わかりやすいからです。物語の構造的には「行って帰
どうも、ササクマです。本当にお久しぶりです。1年ぶりの投稿となっております。 久しぶりすぎて文章の書き方を忘れました。今回はリハビリも兼ねて、自信満々な「映画評」ではなく、「映画感想文」という体裁でお願いします。ネタバレ全開です。 プライドを捨ててまで感想文を書きたくなった作品は、『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』です。前作『JOKER』から5年ぶりの続編となっています。 『JOKER』の映画評については書いてあるので、ぜひ一読ください。 さてさてさて、衝撃的なラストを
はじめまして。ササクマです。 いつもはアニメ作品の映画評を書いてます。そして時折、思い出したように紹介記事を書くこともあります。今回それです。 みなさんは通勤や待ち時間、どのようにして過ごしてますでしょうか? 音楽を聴く、本を読む、動画を見る、SNSやニュースのチェック、瞑想……などなど、人によって様々な選択肢があります。 その中でも、わたしはもっぱら漫画です。もっぱらの意味はわかってないですが、とにかく漫画を読み漁ってます。 なぜなら、漫画は読むためのハードルが低く
どーも、ササクマです。 近年、「夜好性」なるワードが注目されているようですね。 夜好性 = 名前に「夜」を連想させる単語が入るアーティストのファンの総称。『ヨルシカ』『ずっと真夜中でいいのに。』『YOASOBI』など。 なぜ夜が人気なのでしょうか? もう既に誰かがやってそうな発想ですが、試しに名前を朝とか昼に変えてみましょう。『アサシカ』『ずっと真昼間でいいのに。』『ASAGAERI』…………。 うーん、悪くないんじゃない?笑 でも基本、音楽ってのは夜に一人で聴くも
どうも、ササクマです。 今回の映画評は『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』です。 BD発売まで温めようかと思ってたのですが、それより先にアマプラでの配信が始まったのでいてもたってもいられなくなりました。 1. エヴァンゲリオンについて■エヴァンゲリオンとは、何か? 正式名称は「凡用人型決戦兵器 人造人間エヴァンゲリオン」です。安易に「ロボットなんでしょ?」とか言うと、オタクに鼻で笑われます。 しかし本作の舞台挨拶にて、庵野監督はエヴァがロボットアニメだと明かしました。
どうも、わたしはササクマです。 今回の映画評は『竜とそばかすの姫』です。 細田守監督、前作から3年ぶりの完全新作。そして『劇場版デジモンアドベンチャー』、『サマーウォーズ』と続く、インターネットを題材としたストーリーとのことで、ファンからすれば期待が高まりに高まったタイトルです。 かくいうわたしも、劇場公開を待ち望んでいたひとり。海外評価は高いけど、前作『未来のミライ』は残念だった。金払って裕福な家庭のホームビデオを見されられただけ。それでも、わたしは細田監督を信じたい
どうも、ササクマです。 タイトルわけわからんすね。 でも、なくはないでしょ。男の中でも、ちょっと女子な部分。 「ある」とは言わないけど、男は誰しも「なくはない」はず。 ニンニクたっぷりラーメンじゃなくて、リコッタパンケーキが食べたい気分の日があってもいいでしょう。もしも、わたしの言っていることが理解できなくても、寛大な精神でそっとしておいて、『1日外出録ハンチョウ』を読んでください。 とゆーわけで今回は、男の女子な部分が刺激される音楽を5曲紹介します。誰も望んでない
どうも、ササクマです。 突然ですが、和ロックという音楽ジャンルをご存知でしょうか? 和ロックとは、和楽器を使用したロックのことです。そのまんまです。 そのまんま和ロックをイメージしてください。こんなんなるはずです。 上記の画像は「こち亀」の116巻7話「坊さんバンド登場!!の巻」から。部長の法事で両さんが連れてきた坊さんがロッカーで、ヘビメタ調にお経を叫びながらギターを弾き、木魚代わりにドラムを鬼のように叩きまくるという、最高に気の狂った話です。 これを読んだわたし
どうも、ササクマです。また再び、映画評の地に戻ってしまいました。他にやることないのか。 今回の映画評は『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man』です。 Ⅰ. はじめにこちらは2002年にTVシリーズで公開されたアニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』について、作中の「笑い男事件」エピソードを中心に再編成されたものです。厳密に言えば映画ではなく総集編なのですが、あまり細かいことは気にせず行きましょう! で、
こちらでは本編の内容について、流れを追いながら補足説明していきます。 いろいろな人間の思惑が交錯していて、時系列も分かりにくい上に、登場人物たちの理解力が高すぎるせいで、一般の視聴者は置いてけぼりをくらいますからね。 本編を見ても話がよく分からなかった方は、以下の文章を読んでいただければと思います。では、どうぞ。 作中での社会不正の流れ ・本作より前の出来事 A マイクロマシンによって脳をデジタルデバイス化する電脳技術が一般的になりだした頃、電脳化した部位が硬化する
言いてぇ…… 俺の勝負曲は…… マキシマム ザ ホルモンの…… 『ロッキンポ殺し』だって言いてぇ!! でも、ホルモンの歌は勝ち負けじゃないんだ。 勝ち負けとか関係ないやん。 だって俺ら友達やん! ……つーわけで、わたしの勝負曲はDEARDROPS(ディアドロップス)の『No music, No future』です。 何も聞かずに、聴いてください。 はい、一瞬で引き込まれたでしょう? しかし残念ながら、DEARDROPSは架空のバンドです。 てか、エロゲの
この世界の片隅に三原則 1.原爆ものではない 2.テンプレの反戦メッセージは書かない 3.様々な角度から論じることができる はい、どうも。ササクマです。マッチングアプリ始めました。彼女募集中。 今回の映画評は『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』です。いきなり謎の三原則を掲げていますが、これはわたしが本作の映画評を書く上での心構えです。詳しくは作品紹介の後に説明します。では、さっそくどうぞ。 ○何を伝えたい話だったのか?■あらすじ(公式より引用) 誰もが誰かを想い
どうも、ササクマです。以下の文章は2018年に書いたものです。プリキュアの新シリーズが始まったので、自分の思い出などを書き残そうと思います。当時PTA的な批判が目立ったためか、かなり攻撃的な表現が数多く見られますが、どうぞ。 プリキュアの思い出を語る。 僕がプリキュアにハマったのは高校2年の夏だ。それまで日曜の朝と言えば部活しか無かったが、外部コーチの指導方針に反発して練習をサボり始めた頃、朝に目覚める習慣だけ身についていた僕は何の気なしにテレビを点ける。それがハートキャ
◯前書き こんにちは。ササクマと申します。趣味で映画評を書く、自称映画ライターです。誰かに頼まれたわけでもなく、勝手に細々と書き続けますが、ここ最近はnoteで3万円稼ぐことを目標にしております。金の亡者と成り果てたわたしの映画評、とくとご覧ください。 今回はアニメ映画の『プロメア』評。実はこの作品、わたしが映画評を書くキッカケとなった、思い出深いタイトルです。手抜きではありません。初めての映画評で気合が空回りし、拙い文章となっていたので書き直しています。 この映画評を
幼少期に初代デジモンアニメを観れたのは、僕の人生の中でも幸運なことだったと思う。ド田舎の地方では放送されていなかったはずだが、どういうわけか僕はレンタルビデオ屋でデジモンの存在を知った。 いかにしてデジモンが僕の人生を変えたのか、まずは当時の心境について語りたい。なぜか私立幼稚園に通っていた僕は、小学校に入学した時点で友達がおらず、放課後に外で遊ぶよりも1人で絵を描く方が気楽で好きだった。ちなみに僕は甘えを許された三男坊だ。我儘な肥満児が新しいコミュニティに放り込まれ、どう
『リズと青い鳥』はマッドマックス怒りのデスロード こんにちは。エッセイに魂を売った男・ササクマと申します。趣味で映画評を書く暇人でしたが、ここ最近はエッセイしか書いておりません。4000文字程度で承認欲求が満たされるのヤバい。 特に誰からも「ササクマの映画評が読みたいよ!」なる要望を聞いたわけではありませんが、勝手に細々と映画評を書き続けたいと思います。 で、今回の映画評は京都アニメーションの『リズと青い鳥』です。2018年4月公開。監督山田尚子、脚本吉田玲子。 Ⅰ.