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スキを5つ押したい ! ( 4 )




色々な方の記事を読んでいて、時折、深い感動、感激、共感できる記事に出会うことがあります。

もちろん、そうした記事にはコメントやオススメもしますが、もっと直接的に想いを伝える方法が欲し
いところです。

そこで僕が考えついたのが「スキを5つ押す」機能で
す。「たった1つのスキでは足りない」気持ちを端的に書き手に伝えるのです。

ただ、現状noteにそのような機能はないので、この場を借りて個人的に5作品、ご紹介いたします。

5名の方々によって、それぞれ書き方や考え方ももちろん違うのですが、2点だけ共通項がありました。
それは、①着眼点の鋭さ、②素直な気持ちの表現であること、でした。

着眼点が鋭ければ、当然、興味を持って読んでもらえます。また、どんな名文や美しい表現であっても、素直な気持ちを表現した文章に優るものはありません。

そんな観点も踏まえ読んでいただければ幸いです。




🔵① 2日目のカレーに、長渕聴かせてみた。
   ( ざっくちゃん さん)

この記事はもう何度も笑いました。
「熟成、発酵食品に音楽を聴かせると旨味が増す」という情報をゲットした作者がカレーを使って大真面目に実験します(笑)

「ぜひこのカレーには、男らしい骨太感のある味になってもらいたい」と考えた作者が選んだ歌手はあの長渕剛さん。曲を聴かせる時の描写がまた面白い。

果たして味は変化したのか ??

ちなみに作者は今度はカレーに倖田來未聴かせて、エロかっこいい味になるかやってみるらしいです。


🔵② 「知らないということ」はそんなに問題じゃない
   ( 上濵直樹 さん)

こちらの作品は駅のホームでSOSを出していたおばあちゃんの仕草の意味が分からず、後悔し、「知っている」とはどういうことなのか、ということを考えていくというお話。

作者は最後に重要なことを僕たちに教えてくれます。

「知らないより知っていた方がいいのは言うまでもない。でもそれがかえって足かせになって行動を躊躇してしまうこともある。一番大切なのは、知っていることでも知らないことでもなく、『知ろうとすること』である」と。

作者の素直な気づきに感動した記事でした。


🔵③ おかわり珈琲
   ( nakazumi さん )

ほっこりするお話です。
喫茶店を営む作者が、外国のお客様に間違えて日本語のメニューを渡したところ、「おかわり珈琲ください」と言われてしまいます。

おかわり珈琲とは2杯目以降に「おかわり」で頼むメニューなのです。でも外国の方には日本語では、そういう珈琲があるんだと勘違いするのも無理はありません。もしくは少し風変わりな「お変わり」珈琲と勘違いするとかもあり得ますね。

あらためて日本語の難しさや奥深さを外国の方からの視点で気づかれた、という考えさせられる内容です。


🔵④ 「短編小説」絶望と言う名の列車
  ( sanngo さん)

設定がまず面白い。
悲しいことが重なり現実に「絶望」していた主人公が、「希望」という駅へ向かう列車乗車券を手に入れる。

隣に座ったおばあさまが列車に向かって手を振る亡くなった息子さんと再会し、その場から消え去ってしまう。しかし主人公は亡くなった旦那さまと愛犬の姿を見たにも関わらず、最後まで消えることなく、終点の希望駅にたどり着く。

そこで主人公が見た光景とは ? 

幸せとは何なのかを深く考えさせられる、深く、切なく、優しい、そんなお話です。


🔵⑤ ゆるす ? についての話 ( 毒親,DV,モラハラ ) # 家族について語ろう
  ( 若宮舞 さん )

苦しみを相手から強いられた時、どう考えるか、どう行動すべきかを考える大変深いテーマです。

作者は「ゆるす」という言葉の意味について、決して相手のしたことを「肯定」することではなく、「ゆるしてはいるけど肯定はしていない」という心理過程も存在すると考えます。
そして以下のような結論にたどり着きます。

許せない人がいて苦しい人はまずは

その相手に意識を奪われなくていい環境

(例:物理的な距離、時間、他に集中できること、心身の健康、新しい知識 など)

そして

自分がゆるむことができる環境

(これは十人十色ですね☺️)

を整えることをぜひ目指してみてほしいです🍀

これからの家族のあり方や多様性について考えさせられる重要なメッセージと僕は受け取りました。




以上、紹介したい記事は数多くありますが、今回はここまでにしておきます。次回、またお楽しみに !! 



    
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