毒親から物理的距離を置けるようになるまで①
親は絶対的存在だった子ども時代私の家は、外から見るとそれはそれは恵まれた家庭だっただろう。
未就学児の頃から習い事を始め、小学校お受験も経験し、小学生になると平日は毎日習い事。土日や長期休暇は必ず家族旅行で遠出をし、海外にも連れて行ってもらった。
勉強はよくできたし、運動もできた。
家に帰れば、毎日暖かいご飯を作ってくれたし、よく眠れる布団だってあった。
とても家族らしい素敵な家族だ。
そんな平穏な家族を、私は子どもながらに「演じている」と感じていた。
母親はとにかく教