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オススメされた作品がハマらなかった時

ドラマでも映画でもアニメでもゲームでも、やたらめったら評価の高いものがある。
最近だと葬送のフリーレンや、新しい学校のリーダーズだろうか。

僕は捻くれ者かもしれないが、流行りのものには触れてみる。
結果、ハマることもあればハマらないこともある。ハマらないこともあるが、そうなるとガッカリする。

肩透かしを食らうのが怖い

過去に出た作品でも、殿堂入り扱いをされているような、評価の高い普及の名作があるようなので、それに触れてみることがある。
レビューでは絶賛されていたとして、期待していざ自分が触れてみたら、いつまで経ってもレビュアーと同じ感想、感情にならない…みたいな。
そういうことが割とある。

スルメ系?

「中盤から面白くなるから!」
「最初は我慢!」
といったレビューがついている時が困る。
こういうレビューがついている作品は、長い。
最後までやって肩透かしを食らった挙げ句、莫大な金も時間も労力も浪費してしまうということになりかねない。

冒頭つまらなくて、噛んでるうちにそのうち味がでるものだと思っていたが、実際は噛んでも噛んでも味がしないスルメだったという作品があった。時間と期待を返してほしかったが、感性の相性なので誰のせいでもない。
だからこそやり場のない失望体験として記憶してしまう。

見切り

自分で期限を決めるというやり方。
「あと30分やってつまらんかったら投げよっ」
「2時間やって味しなかったら噛むのやめよ〜ん」
というように、自分で見切りをつけるタイミングを決めてしまうのだ。
そうすることによって、肩透かしだと思わないというか「もしかしたらこの先味がし始めるかもしれないけど、肩透かしされるのヤダからここでやめとく」ができる。
作品のせいにも、自分のせいにも、そして労力も時間も浪費は最小限で済む。

僕はやって後悔するよりやらないで後悔した方がいい派だ。
やらない後悔の方が、まだ未知数の伸び代を残したまま終われる分、いくらでも裏切られない期待を抱ける。
やった後悔はもう伸び代が全開示されているので、期待が残る余地はない。


そもそもだが、経験上「ある時いきなり楽しくなった!」という体験はない気がする。
面白いゲームは最初から面白く感じるし、面白くないゲームは最初から面白くない。「なんか段々面白くなってきたぞ…」というスルメパターンゲームは記憶にない。
少年漫画とかは特に。少年漫画は最初が肝心だし。最初に長ったらしく世界観を小難しく説明される作品は、その先も理解できることはない。
後から伏線回収されていても、序盤の時点でハテナなので「なるほど!」とはならない。
noteもそうだと思う。
最初5行くらいで難解な記事は、最後まで難解だと思う。
自分と認識している世界観のすり合わせができていない。理解しようとして、そもそも周波数が違うので、終始行き違いになると。

もしかしたら今まで途中でリタイヤした作品で、スルメパターンのものがあったかもしれない。味が出る前に止めてしまっていた可能性がある。
だけどそういうのってクセのあるものだから、人を選ぶ。となると本来やたらめったら高評価されていいものじゃないとも思ってしまう。

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