見出し画像

【海外安全情報】自分の身を守る7箇条

 最近クラブハウス、スタンドエフエムなどで海外渡航者のルームや配信を頻繁に耳にするようになりましたね。海外渡航が比較的自由かつ便利になったことは大変良いことだと思う反面、十分な準備もなく渡航したために数々のトラブルに巻き込まれている邦人も少なくありません。

 最悪の場合は、国際テロ事件に巻き込まれるケースもあるでしょうし海外渡航した際は身近に顕在潜在を含めて数々の危険が待ち構えているのも事実です。ここでは私が海外生活を送った際に配意していた点をシェアさせて頂きます。

1 ホテルの部屋を予約する際の留意点 できるだけ非常口に近い部屋を所望してください☞ 不測の事態、例えば地震や火事などが発生した場合に避難しやすいという理由から。

2 レストラン、カフェ、バーにおいても上記と同様の理由により入口付近の席を取ることをお薦めします。

3 周囲への観察力を旺盛に

 ややもすれば観光地の選択やビジネスパートナーとの話に夢中になり周囲の状況を観察することが疎かになりがちですが友人との談話やビジネストークの合間に目線を入口付近や店内の客の流れに移すことが観察力を高めるコツです。(慣れないと難しいですが・・)

4 重要なドキュメントは扱いをぞんざいにしない

 例えばパスポート。ホテルのセフティーボックスに入れる、フロントに預ける、自身で持ち歩くの3つのチョイスがありますがそれぞれ一長一短です。自分に合った方法で大切に保管してください。日本のパスポートは世界でも有数の最強パスポートの一つです。日本のパスポートを所持していればVISAなし入国(アポンアライバル)が可能になる国々が他国のパスポートに比べ桁外れに多いという理由です。これが理由で日本のパスポートがよく盗難に遭うといわれています。気をつけましょう!

5 行動にスキを見せない

 悪いやつは我々の行動を良く観察しています。我々のスキに乗じて「ひったくり」「すり」などの暴挙に出てきますのでこれらの悪人にスキを見せないためにも周囲に注意力を注ぎ、狙われやすい「カモ」だと思われないようにしましょう!上記の「3」での行動がこの「スキを見せない」ことにもつながります。

6 最低限度の言語は身に着ける

 例えば医者にかかったときに自分の病状を説明できる程度と言えばおわかりでしょうか?海外ではいつ何時何が起きるかわかりません。事件事故に巻き込まれた場合に医者に自分の具合などをきちんと説明できなければそれはある意味大変危険な状態に陥るということです。「行けば何とかなる」は「行っても何ともならない」ことが往々にして発生しているようです。

7 訪問する国々の風俗習慣は事前知識として身に着ける

 世界には我々が知らない風俗や習慣、Dos & Don‘tが多数存在します。全てを理解する必要はありませんが最低限事前知識としてインプットしておけばそれはそれで「何かの時」には役に立つはずです。1992年10月に米国ルイジアナ州バトンルージュで発生した日本の高校生服部君がハロウィーンの夜に訪問した家の家人に不審者と間違われ、44マグナムで胸を撃ち抜かれたあと出血多量で亡くなられた事件を我々は忘れてはならないと思います。この事件は発生から約30年が経過しようとしており風化しつつありますが、海外に出ていく機会が当時よりも頻繁になった今こそ、この事件が教えてくれる教訓に学ぶべきではないでしょうか?


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集