マガジンのカバー画像

アドリブ研究

46
トロンボーンのアドリブって大変ですよね? アドリブ研究共の会では、一緒にアドリブを考えて、それを手直ししたりするコーナー、およびアドリブの方法論を共有するページです。 初心者の方…
運営しているクリエイター

#jazz

「理論的な正しさ」は求めない方がいい

アマチュアのジャズトロンボーン&ピアノとして30年くらい活動している自分の実感です。 すべ…

半熟ドクター
3か月前
14

ソロを「もりあげる」方法とは(3)

では、実際に「盛り上がり」を身につけるにはどうしたらいいか。 それには(2)の視点にそって「…

4

ソロを「もり上げる」方法とは(2)

(1)では How、つまりどうやってソロを盛り上げるか、を述べました。 (2)ではWhat、つまりソロ…

2

ソロを「もりあげる」方法とは(1)

以前に書いた文の中で「起承転結」「盛り上がり」といいました。 今回は「盛り上がり」につい…

8

譜面をみないこと(3)

コードの「コンテクスト=文脈」を理解しましょうと書いてきました。 昭和のクソ慣行の「譜面…

4

段階別セッションの目標

以前「ジャズ研換算」を書きました。 学年別のジャムセッションにおける目標はなんでしょうか…

10

水たまりがつながる

クラシックや、ポップス畑で、それなりに演奏経験のある方。 そんな人が、ジャズに進出した時のアドバイスです。 ジャズの練習方法はクラシックと同じではないジャズの上達のあり方は、クラシックやポップスとはちょっと違う。 演奏技術や楽器の弾きこなし方という点では、クラシックがやはり最高峰。楽器の練習方法は完成されている。 プロのジャズマンも、結局クラシックのエチュード練習してます。 また、演奏の解釈だとか、ニュアンスの付け方、細部に至る音の完成のさせかたもクラシックの方が勝って

 歌物基本形(4): 8段目

「歌物基本形」なる用語を勝手に提唱し、勝手に論じてきました。 さて、最終段の8段目について…

3

アドリブ研 : "There Will Never be Another You"(1)

曲の出自:「アイスランド」という1942年の映画で劇中で歌われた歌だそうです。 アイスランド…

5

歌物基本形とは(3) "4段目"

32小節のABAC進行のスタンダード、「歌物基本形」についての話。 今回は、謎の多い(というか…

2

「歌物基本形」とは(2) ”3・7段目”

前回は「歌物基本形」を提示しました。 今回は3段目・7段目に限定して比較検討してゆきます…

2

歌物基本形とは(1)

結論:1コーラス32小節の「歌もの」といわれる形態の曲には、基本構造が同じものがあります。 …

2

アドリブ研 : "Summertime" (4)

さて、今回の目玉。 ギタリストの岩田隼さん。最近岡山にやってきた俊英のギタリストです。 …

100
4

アドリブ研 : "Summertime" (3)

さて、今回は私の作例も出させてください。 半熟作例機械音源はこんな感じです。 bpm 140, 少しだけバウンスさせています。 ただこれ、トロンボーンの音色でアウトプットすると、細かいフレージングのときにぶつ切れになってしまうんすよね。いややわ。 Aパート 前回述べたように、基本的はハーモニックマイナーを基調にフレージング。 4小節目はA7を生かしたDmのマイナー2−5の音使いです。 5小節目は1小節目に似た音形。 6小節目はF7なのでEbの音をきかせています。 6小