織りながら夢想。
梅雨入りどころか真夏日を観測してしている6月。まるで5月を取り戻したかのような青空が一昨日と昨日は広がっていました。そろそろ後半戦に突入していきますね。
6月を終えたら、2024年は下半期に突入ですよ。信じられない。7月にはオリンピック開幕ですって。地球は確実に回っています。
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昨年の11月から福祉作業所へ週5日通うようになり(休む日もあるけれど…)、なおかつ1日滞在できる日が増えたおかげで反物を織り終える時間が短縮された!と以前の記事で記していました。
そのときは「嬉しい」気持ちが大きかったのですが、早く織り上げるということは次にどんな反物を織ろうかとイメージ&デザインするスパンも短くなるのだと今更ながら気づきました。
これは結構悩ましい。何かしらのテーマを浮かべて織りたいため、織っている最中に「次はどうしよう…」って先回りして考え込んでしまうので。
しかしかながら考えた分、作品が増えていくのはやはり嬉しいものです。
最近は織っている最中や織り終えたものはスマホで写真に残していますが、通所し始めたころは通うのに慣れるのと作業を進めるのが精一杯だったので、写真を撮ろうなんて考えが浮かびませんでした。ゆえに「撮っておけばよかったなあ!」と悔やみます。
これも上のリンク先の記事に記していますが、裁断されてしまったら反物の状態はもう写真でしか記録しておけないんですよね。
で、近頃よく夢想するんです。定期的に反物を展示できたらいいのになあって。5m近くある反物。安易に展示などできないのは重々承知しています。
「ODAMAKI」ではじめて織りを経験しわたしが驚いたのは、ひとつでこんなに長い生地が出来上がるんだ!ということでした。それを直で目にできるのは、作業所内にいる者しかいません。なんだかちょっともったいない感じがしませんか。
織り終えた反物は1ヶ月ほど棚で寝かされます。この1ヶ月間を利用すれば!!と考えるのですが、現実的に難しいでしょうね。展示して傷ついたりしたら元も子もないので。
だけど「ここからここの柄の部分でバッグをつくってもらえませんか」みたいに、反物を見て注文してくれる人が現れたら織る側としてはモチベーションが上がるのではないでしょうか。
とか言っているわたしは、相変わらずみんなの前で反物を披露する時間が苦手なんですよね。
人前で名前を呼ばれる居心地の悪さ。一斉に注目を浴びる羞恥。加えて、風景や場面など具体的なイメージをして織るのがよくないんじゃないかと最近悩み始めています。そんな背景誰も興味ないだろうって考えると、虚しくなって。簡潔(中途半端)に説明するのは更に恥ずかしいというか、喉がギュッと絞み声にするのが怖くなるのです。
だからココに詳細を残しているのだけれど、こだわりが逆に気味悪く感じられていたら、noteでフェアの宣伝などをするのは逆効果になるのでは…といった不安があります。
「反物を展示できたらいいのに」をこんなわたしが言うのは矛盾しているでしょう。それでも、通う日数や作業ペースが異なる一人ひとりが最後まで織り終えた反物を広げた瞬間は壮観です。とても美しいです。
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来月には夏のフェアが始まります!
先日フェアで並ぶ商品の一部を撮らせていただきました。
公式のインスタにはペットボトルホルダー。↓
どうぞお時間がある方は、気軽に覗きにいらしてくださいね。
【おだまき工房(ショップ)】
〒187-0043 東京都小平市学園東町 1-23-23【ODAMKI(就労継続支援B型事業所)HP】https://www.odamaki-sakiori.com/
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