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[読了レポ]夜空に泳ぐチョコレートグラミー

お元気でしたか〜!

こんにちは、はなです。
お久しぶりの更新です🌸

中華ドラマの感想レポを書こうと思ったのですが、イマイチ筆がのらず…
リハビリも兼ねて、ついさっき読み終わった本の感想でも簡単に書こうかなと思います。
まどそしもどんどん続編出てますし、今王一博の映画も絶賛上映中ですし!
近いうちそちらは更新しますので、待っていてくださると嬉しいです🫢

これは鳥肌もんよ。

毎年やっている新潮文庫の夏フェア。
これを機に読書習慣を付けたいなと、ふと思い立ちこの本を手に取りました。
恋愛にまつわる何かが読みたかったことと、
いきなり長編を読んでも疲れてしまうので、電車内の時間で手軽に読める短編集が欲しかったんです。

結果、大正解の一冊でした✨

詳しく紐解いて感想を述べていくと、とてもとても収まりきりません!行き場をなくした感情がどばっと溢れてきますのでしゃーなし割愛しますが、
全女性に!一度でいいので!!読んでいただきたい!!!😭
特に恋愛や人間関係に疲れたそこの貴方に。

物語は、小さな小さな街でそれぞれの悩みや葛藤を抱えた主人公たちが、自分なりの答えに向かって必死に背びれを動かし泳いでいく。
そんなお話です。

読み終わってみて、正直100%すっきり!とは思えませんでした。

何が正解かなんて自分にも分かりません。
まして他人なんて。
とても励まされた一方で、切なく儚い、どうしようもない憤りも感じました。
そして痛いほど伝わってきたんです。
彼等はみな人生の岐路に立たされ、そして大切なもののために決断したんだな…と。

とにかく全編通して人間臭くて、あったかくて、登場人物全員抱きしめたくなりました。

素晴らしい相関性

この本のもう1つ凄いところ。
それは、短編集でありながら、その世界線は繋がっていることです。
全てのお話の登場人物は、それまでのお話の中の誰かしらと関係を持っています。
しかもその伏線回収の仕方がずるい。
さりげに名前出してきたり、覚えのある過去回想が出てきたり、一瞬見逃してしまいそうな感じでさらっとネタばらししてくるんですよ。

気づいた時はへぇー!?と思わず声がでちゃいました笑
水槽に見立てた小さな街で、稚魚たちが成長していく物語の数々。
ラストの持っていき方も本当に鮮やか。
冒頭の文章からぐわっと惹き込まれる。

もーーー参りました!🙇‍♀️
町田その子さん、すんごいです!!!

…とまあ、散乱したレポになってしまいましたが、わたくしの興奮具合は伝わったかな?😅

皆様も気になったらぜひ、お手に取って見てくださいませね〜✨✨

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