イタリア郷土菓子のお店が昨年オープンしていたのを、今頃になって知りました。早速行ってみましょう。
看板メニューはこちら。
「カンノーロ」かと思っていました。カンノーリは複数形?と思いましたら、Wikipediaによると複数形であるカンノーリが日本の一部で定着した模様です。
そして私の当てにならない記憶も、たまには当たるようです(食べ物だからに違いない)。
米国でも複数形のcannoliで知られていて、更に複数の-sをつけてcannolisとも言うらしいですね(by Wikipedia)。複数の複数だと最小単位が4つになってしまいそうな気もします。
筒状に揚げてある生地に、注文を受けてからクリームを詰めてくれます。
リコッタチーズのクリームは爽やかで、筒の中は全部このクリームなわけですが、重くなく爽やか!
生地の食感はザクッと聞いて
「切って食べるような感じではないのですね」
「はい、ガブッとどうぞ!」
厚手の揚げ春巻きの皮、みたいな感じでしょうか。確かにザクッ!でした。
翌週、また行ってしまいました。
「先週、カンノーリを買って帰って、美味しかったです」
と声をかけると、可愛いお姉さんがニコニコして
「ありがとうございます。すぐお召し上がりになりましたか?」
「帰ってすぐ頂きましたよ~。クリーム詰めたての方が良いんですよね?」
「はい、その方が美味しいです!」
だからか、店頭に高めの丸テーブルが2つありまして、その場でサクッと食べられるようになっています。持ち帰るのに時間のかかる方は、その方が美味しいかもしれません。持ち帰りには焼き菓子などもありますのでね。
買いに行った時にはちょうど、これから食べるぞ~という方がいらっしゃいました。
さて、この時はトルタ・クレモナにしました。お酒は入っていません。
アーモンドプードルを使った生地らしく、しっとり、ほろほろです。
そこへ杏ジャムがふわっと香ってきます。あぁ~、幸せ。
綺麗に飾られた美しいケーキが花魁だとしたら、こちらは素朴で日常会話が楽しい町娘といったところ。
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