「風姿花伝」と、現代の文化芸術のこと
先日、「風姿花伝」読書会に参加しました。断片的にしか知らなかった「風姿花伝」を(理解度はともかく)読めて良かったです。現代に創作をする人間にも響くところが多く、「それ、室町時代からそうなの!?」というところもあり、ちょっと勇気が湧きました。
まず、何よりも大切とされている「花」。この解釈をめぐっては様々な議論があるようですが、いろんな言葉が当てはまる気がします。「美しさ」「魅力」「芸術性」「面白さ」「深み」…などなど、各章にそれぞれ当てはめると意味が伝わる。が、あまり現段階