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琵琶湖一周ウォークの旅【14】

- 2017.9.15 -
《JR長浜駅〜道の駅近江母の郷〜蛭子神社・朝妻神社〜琵琶湖干拓資料館〜松原水泳場〜彦根城周囲〜埋木舎〜俳遊館〜JR彦根駅》

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暑さも少し和らいだ薄曇りの日。JR長浜駅から南下します。整備された良い散歩道です。

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突然、道路の向こう側に現れるかなり大きい大仏の後ろ姿!「長浜びわこ大仏」。良疇寺というお寺の大仏だそうです。

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長浜バイオ大学という学校のホール。なんか
スターウォーズの基地感がある。

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湖岸の公園に可愛い船型の滑り台。滑り台としてはかなり低いけど…σ^_^;

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風が強く波も高いです。つづら尾崎、竹生島方面。

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道の駅、「近江母の郷」で少し休憩。鯖江の眼鏡を屋台で売っていました。

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そう、ここはもう米原市。米原と福井のセット地図!福井へのジャンプ台的な場所なのか…

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しばらく歩くと、なぜか七夕の織姫彦星伝説が残る神社へ。
「天の川」という川をはさんで、北側に織姫のモデル「朝嬬(あさづま)皇女」をまつる神社、蛭子神社。悲恋の言い伝えがあるそうです。

川の向こうには、お相手彦星のモデル「星川皇子」の「朝妻神社」(←こっちが朝妻神社っていうのややこしいな…)

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皇女のお墓と伝えられる石があります。
て、川の向こうは彦星である皇子の墓。

…死んだ後も川を隔ててお墓が作られているってなんか切ないやんか…

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手作り感溢れる近隣マップ。
この辺りは、古代の有力豪族「息長(おさなが)氏」という一族が栄えていて、大津の方から物資や人が港に到着するなどとても栄えていたようです。

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天の川を渡ります。たくさんの白鷺さん。そういえば、七夕の時はカササギさんが橋になってくれると言いますね。

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対岸の、彦星塚のある朝妻神社。

いつも思うんですが、なぜ生きてる時に悲恋に終わった人たちは神様になると人の恋愛を成就させてくれるんですかね…?

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車で走ると気持ち良さそうな湖岸道路!

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琵琶湖、波高め

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壮大な水門の施設が。

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こちらは、琵琶湖干拓資料館というとこです。水門の管理会社の二階にあるのでちょっと入るのは勇気がいりますが、琵琶湖の干拓によって内湖の遺跡から出土した土器や昔の道具などを展示しています。

びわ湖にはたくさんの干拓された内湖がありますが、この辺りは「松原内湖」という大きな内湖があったところで、その排水のための水門ががっしりと設置されています。

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水門の陸地側から

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そして、干拓によってできた広大な田園。向こうのほうに見える田園はみんな干拓地です!

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道路沿いの崖下にカッコいいかんじの不動明王

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そして彦根市に突入。湖東側は、湖西側に比べてたくさんの市町村が細切れにあります!

こちらは松原水泳場。ここで毎年有名なある大会が開かれます。そう、映画にもなる「鳥人間コンテスト」です!

この年はここから飛び立って近江大橋からUターンして戻ってきた猛者がいました

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竹生島、多景島へのフェリー乗り場。

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彦根の河口

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見えてきました。国宝彦根城!

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彦根城は近世の現存するお城として超貴重な価値を誇っております。(このあいだの長浜城は博物館として復元されていたものですが、こちらはガチの城です)
この石垣。

この前、テレビで高橋英樹さんが彦根城を紹介していたのですが、彦根はいうまでもなく井伊家の居城。大老井伊直弼を排出した徳川家の重鎮です。関ヶ原の戦い後、西国の大名が反抗して江戸方面に攻めてくることを想定して建てられているため、めちゃくちゃ防御が硬いのです。

関ヶ原で活躍したことにより、ここに徳川の鉄壁の守りとして城を築いた井伊家。そして幕末には井伊直弼がここから排出されて大老となり、ふたたび西国の維新志士たちと対決することになるんやなと思うと歴史の因縁を感じますね。

つまり彦根は徳川家にとっての最先端の防御線であったのですね。

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石垣!

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井伊直弼生誕地。工事中でした(´・Д・)。直弼はもとは家督の後継者からは遠い位置にいました。

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強固な防御を思わせるカギ型の曲がり角。「佐和口多聞櫓」。

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お堀をまわってきました。水面に映る石垣・白壁。

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井伊直弼が家督を継ぐ30代までをすごした「埋木舎」。どうせ自分なんて一生埋れてんだもんね、という僻んだネーミング。

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「むっとしてもどれば庭に柳かな」
なんか、ほっこりする句です。

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埋木舎、家屋の周囲を回って展示を見学できますが…

なんせ木が茂っていて虫が多いです(;´Д`A
ゆっくり立ち止まれない泣

さーーーっと回って戻ってしまいました💦💦

歴代の大河ドラマで井伊直弼を演じた俳優さんのパネルです。
大河ドラマではだいたい、井伊直弼は高橋英樹さんクラスの重鎮の俳優さんが演じるし、なんせ「大老」(国の一大事のときに臨時に置かれる大統領みたいな感じ?)という役職名だし、主人公はたいてい維新志士の若者なので、井伊直弼って60歳ぐらいなイメージですが…、実際大老として活動したのは40代前半ぐらいなんですよね。そして45歳ぐらいで暗殺されるという…

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お土産やさん前

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日に焼けて色褪せたアイドル

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お土産「ひこどら」

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お堀のすぐ向かい側、鈴木家長屋門。中級武士の屋敷。

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「俳遊館」という、近江を舞台に沢山の句を読んだ松尾芭蕉や、その弟子で彦根出身の画家でもあった許六さんなど俳句に関する展示。けっこうユルいですσ^_^;

ボランティアガイドの管理人のおじさまが、私のような客が珍しいのか色々尋ねられたり、彦根の案内ビデオを見せてくれたりしました笑
俳句のことはあまり分かりませんでした笑

俳句を作る人が、ちょくちょく訪れるらしい、です。

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お茶屋さん飛び出し坊やくん!

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今日はJR彦根駅まで。

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久々なのに、かなり距離があったのでさすがに足が痛くなりましたσ^_^; 
これから運動不足を解消していかないと…!

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