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希死念慮、この気持ちはどこから来るのか。

唐突に物騒な話で、ごめんなさい。
希死念慮、という言葉があります。

希死念慮(きしねんりょ、英語: Suicidal ideation)または自殺念慮(じさつねんりょ)は、自らの命を絶つことについての考えや反芻のこと[1]。これは診断名ではないが、一部の精神障害の症状であり、精神障害がなくとも辛い出来事や有害事象に反応して発生することがある[2]。

Wikipedia

精神疾患を抱えていると、身近に見聞きする言葉だったりもしますよね。

私も20歳ごろに引きこもりだったときや、数年前に摂食障害気味だったとき、あとはこの記事に書いた半アル中のころ。

「私はこの世界に必要ない。誰にも望まれていない」
と思っていました。

自傷もしたし、ODもしたし、道を歩きながら飛び降りができそうな、外から侵入できそうな高層の建物を探したりしていたこともありました。

でも正直、心から本当に「死にたい」と思ってたわけではないんです。

どちらかというと「死ぬのはこわい」と思っていました。

飛び降りてぐしゃぐしゃになった自分を想像しては、「それはやだなぁ」と思っていました。

今は結婚もして、支えてくれる人がいて、母親も病気について理解してくれていて、とても恵まれた環境で治療をしています。

それでも意外とやってくるんです。
「消えたい」「死にたい」「全部忘れたい」。
今、本当にそう感じているわけじゃなく、思考のクセのように、症状で感情が上下して「疲れた」と感じるときに、よくやってきます。

そしてやっぱり「死ぬのはこわいからやだな」と思うのです。

本当に死にたくなっちゃったらやだなぁ。
そんな日が絶対に来ませんように。

そしてなんとなくこの曲を。


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