"自分の反応"
自分探しの旅 in フィリピン 第2話
前回までのストーリー
フィリピンでの旅の初日は、概念が変わった。
2日目は、もっと街をみてみたいと思い、朝起きてすぐに行き先も決めずに街中をみにいくことにした。
1日目で概念が大きく変わったので、街中を歩いて色々な物を見て感じて学ぶものが多いんじゃないかと思った。
目的がないのに、行動していた。
何も目的がなく、とりあえず行動だけしていた。目的がないと、「なぜ、行動したり挑戦しているのか分からない」、学んだり、感じたりする事はあるが、フィリピンのゲストハウスで、同じ日本人に「なぜ、それをやっているの？」と聞かれて答えられない自分がいた。
その日本人は、28歳だったのだが、仕事をやめて「もっと世界を見て回りたい」という目的で海外に旅に出たらしい。自分は、自分のやりたい事を見つけるという目的があったのだが、その目的には、旅ではなく、もっと自分自身としっかりと向き合ったほうが良かった。
歩き疲れたら、カフェ見たいな場所にいくか、教会に行き、休む。
フィリピンは、カトリックがほとんどで、教会の中でお祈りしている人が多くいる。その中、自分は何もせずにただ周りの人を見て、ぼーっとしているだけだ。だけど、その時間は、なぜか落ち着く事ができた。
心が休まった。
普段、生活をしていると色々な思いや考えが浮かんできてしまうが、教会の中でぼーっとしている時は、心が休まる。本当に何も考えずに、過ごしていられる。
日本にいる時は、自然に思考がでてきて、考える時間を増やそうとばかりしていた。人と話している時も、声には出さないが、「それは違うと思うな、早く終わらないかな」とか思う時があった。勝手に頭の中にその言葉が出てくる。
思考や感情は反応なのか。
何か人の話を聞いている時や誰かと話している時に、頭の中に浮かんでくる言葉は考えて浮かんでくることもあるが、自然に浮かんでくる事がほとんどだ。
例えば、
誰かと喧嘩して口論になった時に、
「うざい、うるさい」とか考える間もなく、勝手に反応して、言葉が出てくる。
誰かから何かをもらった時に、
「有難う、嬉しい」と、自然に言葉が出てくる。
思考や感情＝今まで自分が経験・体験の積み重ねから生まれてくる反応
フィリピンを旅しているのに、全くフィリピンの話がでてきていない。笑
フィリピンのローカルな街並みをずっと歩きながら、今まで書いた事を考えていた。歩く日は、丸一日歩き続けたりする。
今日は、丸一日歩き続けて、ご飯は屋台みたいなところで食べて、あとは何もせずにただただ歩いていた。
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今、何かに挑戦したいけど迷っている、やりたい事が分からない、自分を変えたい、だけどどうすればよいか分からないと悩んでいる方へ
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