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いざという時の防災対策は大丈夫?

大人でも冷静さを保つことが難しい災害時。
昨日の宮崎県日向灘を震源とする地震が起きてから、不安な気持ちの方も多いのではないでしょうか?


見るべき防災対策の特集

少しでも事前に対策を、いざという時のために備えましょう。
情報もたくさん出回っていますが、国や気象庁また、お住いの行政の情報をを優先的に見る、また信用するようにしましょう。
箱根ジオパークからは、国の防災対策特集と気象庁についてリンクを張っていますので、ご活用ください。


災害の「備え」チェックリスト

首相官邸の防災チェックリスト

チェックリストをご活用する際には、下のボタンからダウンロードまたは印刷をしてお使いください▼▼▼

普段ご自身が利用しているに関しては、病院に長期間いけなくなる可能性も考え、お薬手帳とともに一つにまとめて準備しておくことをお勧めします。
また、これらの備蓄品は玄関など、すぐにとれる場所においておきましょう。

さらに、各自治体で災害時のチェックシートがあります。
箱根ジオパークのある神奈川県では、こちら▼▼▼


夏の災害のためのリスト

□ 汗拭きシート
□ 塩分タブレット
□ 通気性の良い服
□ 経口補給水
□ 冷却タオル

命を守る行為は、地震などの災害が起こった時だけでなく、そのあとの避難生活でも心掛ける必要があります。

夏の災害時に大切なことは、熱中症対策です。
長期間、電気が復旧しない、また水の配給が少ないことも予想されます。
エアコンがない中での避難生活は身体的にも精神的にも疲弊することが考えられますので、特に水と塩分、また身体に熱をこもらせない、工夫を行ってください。
汗拭きシートや冷却タオルなどを利用して、汗を拭けるような環境を整えるとリラックス効果にもつながります。

また、トイレも大変重要です。
猫用のトイレ砂や、新聞紙をちぎったものも、人間のトイレ用に使用することができます。
特に、猫用のトイレ砂は消臭効果もあるので衛生面にも配慮することができます。
いざという時には飲み水は大変貴重ですので、普段の生活で水を利用していることには代用品などを使用し、飲み水は確保しておきましょう。


災害時に身に着けておいたほうが良い必需品

建物の崩壊に巻き込まれた際に重要なものは、携帯用の笛です。
救助を呼ぶ際に、長い時間声を出し続けることはできません。
そのため、息を吹くだけで音の出る携帯用の笛は、「命の笛」と呼ばれ多くの自治体が災害対策グッズの中に入れているそうです。
近くに年配の方がいるご家族などは、命を守るために身に着けるよう、プレゼントするのもよいかもしれません。

携帯用の「笛」と「懐中電灯」は災害・防犯対策にもなります

また、音の出るスマートフォンなどで近くの人に、自分の居場所を知らせ助けを呼ぶこともできます。
いざという時には声ではなく、音の出るものを頼って体力を温存してください。


避難する際に気を付けること

阪神淡路大震災では、命を落とされた方の多くは、地震後の通電火災でした。
これは、地震によって散乱した室内で電気が復旧した後に照明器具や家電製品に通電し、近くの可燃物に着火することで引き起こされる現象です。
倒壊した建物で起こると、周りの住宅にも瞬く間に広がってしまいます。

また、地震が起きて数日たった後にも起こることが確認されています。
避難の前にブレーカーを落としておくことで防ぐことができますので、地震があった際には自身の安全を確保しながらブレーカーを落とし避難するようにしましょう。


日本は地震だけでなく、火山や水害など災害大国。
南海トラフ地震に関しての報道が各地でなされ、地震に関して気持ちが落ち着かない日々が続くと思います。
今回ご紹介した「備え」のチェックリストはどのような災害の時にも使えるものになっていますので、この機会にぜひご参考にしてください。


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