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どうしようもない男と女

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男と女と結婚と家庭に関する自分なりの備忘録。誰かのお役に立てたなら御の字。
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「泣きながらご飯食べたことある人は大丈夫だから!」

「泣きながらご飯食べたことある人は大丈夫だから!」

ドラマ『カルテット』で松たか子が満島ひかりに言うセリフですね。あのドラマは「あの4人が今もどこかで暮らしていてほしい」と思うくらい好きです。

ちなみにそういう経験は私も1回だけある。今でもありありと思い出せる。

あれは学生時分から数年付き合っていた人にフラれてしばらく経ってからのこと。場所はフラれるちょっと前に一緒に行った、中央線沿いのパスタ屋さんだった。横浜住まいにとっては中央線沿いというの

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どうしようもない 男と女

どうしようもない 男と女

いやもうほんと、どうしようもないんです。こればっかりは。

結婚前に金銭感覚やら食事とお笑いの趣味やらは確認しとけ(ついでに体の相性もね)というのはある程度の真実ではあると思うんだけど、それにしたっていざ同居してみたら「思ってたんと違う!」ってなることは誰しもに起こりうることで。

流石に「24歳までに結婚しなけりゃ女は叩き売り」なんて言説は消えたものの、多くの未婚の女に“結婚”という夢はまだ煌び

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彼からプロポーズされなくて悩んでいる貴女へ

彼からプロポーズされなくて悩んでいる貴女へ

こんばんは。

”貴女”なんて、なんとも昭和な呼び方をしてしまいました。

もうすぐクリスマスですね。貴女の気持ちはそろそろあるイベントのことが気になってくる頃でしょう。

”プロポーズ”です。

いきなりですが、ちょっと耳の痛いことを言います。もし、11月の後半、遅くとも12月上旬までに彼から指輪のサイズを訊かれなければ、残念ながらちょっと望み薄と言わざるを得ないでしょう。なぜなら、それなりのお

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結婚と離婚と生活と〜難儀なパートナー選び〜

結婚と離婚と生活と〜難儀なパートナー選び〜

離婚。重い言葉である。なので人様に伝えるときは「独身に戻りました」という言い方をしている。あいにく「卒婚」という表現を使えるほどの図々しさは持ち合わせていないし、残念ながらそんな晴々としたイベントでは全くなかった。

結婚当時お祝いをしてくださった方々には本当に申し訳ないことなのだが、実は高校生のころ漠然と「人生で1回くらい離婚するかもな」と思ったことがあった。男性とお付き合いしたこともないくせに

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夫婦別姓についての個人的体験

夫婦別姓についての個人的体験

結論から言うと、私は早く夫婦別姓を認めてほしいと思っている。次の結婚の予定は全くないが、もし今後誰かにプロポーズされても「夫婦別姓が認められるまで入籍したくない」と言うだろう。するならば事実婚ということになろうか。

先に断っておくが、これから書く内容は結婚して苗字をご主人のものに変えた女性を責めるものでは全くない。むしろ「病院とかで旦那さんの苗字で呼ばれて嬉しかった」という友人の話を聞いて「でき

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マッチング 悲喜交々

マッチング 悲喜交々

以下の文章はマッチングアプリで恋人探しをしている男性へのお願いになる。「いい出会いがない・そもそもマッチングしない」という男性が多いと聞くので、何か参考になる点があれば幸いである。

昨年末からマッチングアプリでの活動を開始した。理由はただひとつ、同じバツイチの友人に勧められたからである。

「最近はホント主流だよ」
「Amazonみたいに自分が希望する条件で探せるからラクだよ」

なるほど。彼女

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マッチング 悲喜交々 part2〜俺の話を聞け〜

マッチング 悲喜交々 part2〜俺の話を聞け〜

マッチングアプリを利用する男性に伝えたいことを前回書いた。さて今回だが、何人かの男性にお会いし追加で言いたいことができたので書き留めておきたい。「なかなかマッチングしない」の先の、「せっかく女性に会えたけどお付き合いに至らない(2回目につながらない)」という悩みを持つ男性に、年齢問わず、もしかしたらマッチングアプリ関係なくお役に立てる内容だと思う。参考になる点があれば幸いである。

「デートは楽し

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男なんてものは

男なんてものは

「主語の大きい話には気をつけろ」というセオリーの通り、このコラムも話半分で読んでほしい。

何度も書いているが私は離婚経験者である。おかげさまで、フリーに戻ってからもうすぐ2年が経つ。明けない夜はないし止まない雨もないという至言の通り、あの脳内報酬系が蹂躙された日々は既にむかし、事後のぬかるみを歩んでいたような時間も今は遠くになりにけり。最近では「結婚、してたっけ?」という状態である(してた)。し

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ガラスの靴を、脱ぎ捨てよう。

ガラスの靴を、脱ぎ捨てよう。

これからの女性に「自分で稼いでパートナーを選べる人になろう」という話をします。

・平均収入はどんどん右肩下がり
・成婚したカップルの3組に1組が離婚している

これが私たちの生きる日本の令和の現実です。「ハイスペイケメンに養ってもらう」のは宝くじに当たるようなものです。もし運良く宝くじに当たっても、ハイスペイケメンのスペックが永遠に変わらず、かつあなたを愛し続けてくれる保障もありません。

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