163. 大事業というものは厳しい誠実さの上にだけ築き上げられるもので、それ以外の何も要求しないのである。〜アンドリュー・カーネギー〜
みなさんこんにちは。
今回は、カーネギー鉄鋼会社を創業し、成功を収めて「鋼鉄王」とも称されたアンドリュー・カーネギーさんの格言について紹介していきます。
アンドリュー・カーネギーさんについては過去の記事でも紹介していますのでご覧ください。
大事業というものは厳しい誠実さの上にだけ築き上げられるもので、それ以外の何も要求しないのである。
事業を立ち上げ継続していくのには誠実さが求められると思います。
それは、お客さまだったり取引先があって、様々なやりとりがありますが、
そこでも誠実さが求められます。
そのような一個一個が積み重なって、信頼が生まれ次の仕事につながっていくと思いますが、
大事業ともなるとその信頼があってこそ繁栄をしていくものだと思います。
そして、大事業だからこそ、様々な人にも見られることになるので、
更に信頼されるような仕事でないと、すぐに誠実な取引もできなくなります。
大事業としてよく周りに見られるからこそ、
一挙手一投足が常に誰かに見られているということになります。
いわゆる人気商売で、
株式を公開していると、それが直接会社の株価にも繋がってくるため、
まさに存続がかかっているということになります。
一つ一つのやりとりが厳しい誠実さの上に成り立っているからこそ、
次もそのように信頼された状態で仕事を進めることができます。
お客様にとっても、そのように厳しい誠実さを持って他事業と取引をしているのが分かるからこそ、
安心してそのサービスを受けようと思います。
そうすると目の届かないところでも安心してサービスを受けようと思い、
商品やサービスが売れることで、更に事業も拡張していきます。
安心と信頼があればこそ、適正な価格で取引を行うことができ、
必要な時に必要なものを売買することもできます。
そういった目に見えないものをコツコツ積み上げて商売をしてきた事業は、
いつか必ず伸びていくのだと思います。
最後に
今回は、カーネギー鉄鋼会社を創業し、成功を収めて「鋼鉄王」とも称されたアンドリュー・カーネギーさんの格言について紹介してきました。
このカーネギーさんは、過去の記事でも紹介してきましたが、
鉄道会社で働き始めると共に、鋼鉄について知識を深めていきます。
そして、鉄橋会社を創業した時に鋼鉄業に本腰をいれ、
そこから鋼鉄を生み出すことや、
その生産や加工、流通の面まで幅広く手掛けるようになります。
鋼鉄炉の炭鉱を作り、製品を運ぶための鉄道や船舶を普及させ、
鉄鉱石の加工など、鋼鉄業に関する最初から最後までに関する事業を手広く取り扱っていました。
このように事業を手広く手掛けていけたのも、
様々な企業に投資をしたり、
重要で有力な多くの財界人とビジネス上の関係を築いてきたからこそ、
多くの信頼の元に事業を拡張してこれたのだと思います。
信頼があるからこそ、次のビジネスの話があり、
カーネギーさんも鉄橋を使った線路の敷設を行なったり、
地域一帯に鉄橋を製造する工場を建設してきた結果、
ビジネスもここから大きく拡張をしてきました。
この人になら任せても絶対に成功させてくる、
そして、その仕事は一流で、真面目に仕事をする人なのだと思われるような仕事をするからこそ、
安心して仕事を任せられると思います。
そして、金持ちになった後は、
自身が貧しく小さい頃にお世話になった図書館を世界で1,600ヶ所も開設したり、
教育関連の支援にも協力して、大学の設立に寄与したり、
数千台ものオルガンを教会に購入したり、
様々な基金や慈善団体にも寄付しています。
そのような人だからこそ、
人々も安心して働き、
安心してサービスを受けようと思い、
安心してこの人に仕事を任せようと、次々に仕事が舞い込んでくるのだと思います。
日々仕事を誠実にしているかはとても目に見えにくいことかもしれませんが、
そのような一つ一つを大切にしているからこそ、
段々と人に信頼され、それが大きなビジネスにも繋がって来るのだと思います。
僕も仕事や人を通じて努力を続け、
経済的にも人間的にも成長し、人生を豊かにしていくことで、
たくさんの人の希望になると決めています。
そのためにも、まさしく誠実さを持って今の仕事に取り組むことが、
今後の自分の仕事に繋がって来るなと思います。
今を本気で生きるからこそ次に繋がるものがある。
今を生きているみなさんと本気で人生を楽しく豊かなものにしていくために、
僕も今ある最高の仕事と本気で向き合っていきます。
それではまたどこかで。