⭐︎現在(36完結)まで⭐︎
ライトノベルの賞に初めて応募する為に書きました。
ラノベの定義もわからず、小学校高学年から若い層に向けたもの、という事なので、主人公を小学五年生の男の子…
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#小学五年生
ライトノベルの賞に応募する(16)
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僕たちは三人そろって階段を降りた。父親と取り囲んでいた警察官は居なくなっていて、二人の警官と祖母がリビングに居るだけだった。
「…シュウ…。」
祖母が僕の名前を呼ぶ。
「おばあちゃん…。僕たち二人も一旦警察に行くみたい。必ず戻るから、また会えるから安心して。」
僕は祖母の手を両手で握って、膝をついて祖母に目線を合わせて言った。いつも焦点が合わない祖母と、しっかり目が合った