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【前編】カウンセラーに「クレームのつけ方」を教わった【不快な業者】

クレーマーって、できればなりたくないと思っている。しかし女性であるとか、おとなしそうな地味オバサンだと世の中、なめられることも多いと感じている。

「何しとんじゃボケぇ!」
キレ散らかせたらどんなにスッキリするだろう…

この記事は、カーテンレールを付けるため業者に依頼した時のこと…
ものすごくイヤな気分になってモヤモヤしていたが、カウンセラーにクレームのつけ方を教わり、年齢50にして目からウロコが出たという話。

後編→クレーム実践編はこちら


建売住宅って、カーテンレールもついてないの⁈

戸建ての建売住宅を購入した時、初めて知った。カーテンレールどころかベランダに物干しもない。以前にマンションに住んでた時は当たり前についていたものが他にもいろいろ無いのであった。

「提携業者が後からオプションで付ける形になります」(げ、当然有料だし、高い!)カーテン+レール全室つけたら数十万じゃん…

予算に余裕があるわけではない。言われたオプション全部いう通りにしてたらエライことになるので「カーテンレールは自分たちでつけてみるかあ…」ということになった。

が、素人がカーテンレールを取り付けるのは失敗が多いらしい。取り付ける壁の構造を調べてやらないと、重みで下がってきたり、ビスが入らなかったりするそうだ。

で、いろいろ雑なダンナは、スムーズに取り付けに失敗した(笑)

「やっちゃった」じゃないんだよ

ビスの位置がよくなかったんだろう。重みでナナメになったカーテンレール…。ビスが抜けてしまって付け替えたりしたため、新築なのに穴がいくつか開いてしまった。

「しゃーない。カーテン閉まればいいや!」
そのまま、失敗したレールに前の家で使ってたカーテン(十年選手)をかけて使うことにした。
いろいろカツカツだし、背に腹は代えられない。(余裕なさすぎる)

カーテンって意外と大事

見慣れればどうでもよくなるもので、そのまま数年暮らしていた。しかし、ある日カウンセラーと話してる時に「カーテンって心理効果の面でも意外と大事」という話になった。

「まるはさんはイメージが広がりやすいから、特に寝室は目に入るだけで落ち着くような好きな色や、デザインのカーテンを掛けておくといいですよ」という提案をもらった。その当時、夜に不安が出やすかったから、その対策の一つでもあった。

確かに…金がないからと言って、ずっと「だるんだるんカーテンレール」と、使用歴20年目前の「どーでもカーテン(ボロ)」のまま。しかも寝室の小窓は、隣家の明かりが入るのがイヤで(深夜もカーテンしてくれない…)段ボールを切って、スキマなく張り付けてるという荒んだ光景っぷり。

「いつか余裕があるときに~」なんて考えていたが、思い切らないとそんな時は来ないかもしれない。

毎日長時間、目に入るものが「実は不満を感じてるもの、金がないから後回しにしてるものの象徴」みたいになってるということ。これは影響が大きそうだ。しかもずっと使い続けているのは、茶色のカーテンで、建具の色に合わせて選んだだけで好きという基準で選んでいなかった。

素敵なカーテンかけるんだ…

まずはカーテンレールをプロに付けてもらおう!と決心した。それから気に入ったカーテンが見つかり次第、付け替えよう。という計画になった。

出張採寸の人の圧が強い

カーテン専門店、インテリアショップ、ニトリなど、数店舗に見積もりを出してもらい、中でもカーテンの取扱い数が多い、とあるカーテン専門店に依頼することに決めた。

  • 見積り→契約

  • 出張採寸(サイズの実測や取り付け可否を調べる)

  • 後日、カーテンレール取り付け施工

の流れ。

採寸の日は部屋の掃除をし、窓の前を片付けられるものは片付けた。しかし寝室の小窓(2つ)の前はベッドとデスクが置いてあり、移動が難しかったのでそのまま。ベッドにはカバー代わりにブランケットをかぶせておいた。

予定の時間になって50代後半くらいの男性が一人、脚立を持ってせわしなくやってきた。さっそく採寸を始める。

「ここ、ダブルレールいる?シングルでもいけそうだけど」
「2つの小窓に一本のレールつける手もあるけど」
「このくらいでいいね?」
「この位置でいい?」
「で、どうするの?」

言い方がぶっきらぼうで、ちょっとこわい。物の扱い方も粗雑に感じたが、いろいろ提案はしてくれるので、業者さんてこんなものかなと思い応対していた。

採寸中も確認されることや、現場を見ての新たな提案も多い。
正直シロートには「付いてみんとわからんけど」的なことがほとんどで、提案に関しては「今、急に色々提案されてもすぐには決められんなー適当に決めて後悔するのもいやだしなあ」と思っていた。

敏感・エンパス体質の私は、男性の態度がイライラしてらっしゃる?ような気がしたので「早く答えないと悪いかなー」とかなり気を使っていた。

おじさん、靴下でベッドに乗る

ベッドやデスクが前に置いてある小窓も、脚立から乗り出してなんとか測れていた。しかし「取り付けるレールの種類を変更するか」など話してる時に「ちょっともう一回測る」と言って

「ベッドの上、乗っていい⁈」
「えー。。(やだな)」
「乗らんと測りにくいから(高圧的)」
(さっき測ってたじゃん)

掛け布団の上に、洗えるブランケットをカバー代わりに掛けてるから、その上からなら後で洗えばいいか…と咄嗟に考えて「じゃあ・・いいですけど・・」と言ってしまった。(バカー)

するとおじさんは何故か、掛け布団をブランケットごとバッ!とめくり、1日中履いているであろう靴下でベッドマットと掛け布団の間に足を入れ採寸しだした。「エッ!ありえない。そこに入って寝てるんですけど」思考は停止する。もうおじさんが、なに喋ってるかわからない。白目。

もう一生、寝る時におじさんの靴下を思い出す自信ある

どうしよ…
私が乗っていいって言っちゃったし…乗ったあとで「降りろ」ってどう言えばいいのか。。私がアウアウしてるうちにおじさんはベッドから降り、なんか喋ってた。

受け答えはしていたが、もう何も考えられなかったので「新たな提案については、ダンナと相談してから、お店に電話して伝えます・・」と答えた。

ベッドの上は、自分でも靴下で上がらないようにしてるのに…
ものすごく落ち込んでしまった。洗えるものは全部洗ってファブリーズをしみるぐらいかけまくった。(エーン)

カーテンレールの施工は、たしか10日ぐらい先だった。高いお金を出してプロにお願いするというのに、気持ちはすでに暗い。

その場で言えない

こういうこと…ちょくちょくやってしまうな。。(モヤモヤ)

うそでしょ!と思うようなことがあっても、思考停止してる間にやり過ごしてしまい、あとからイライラがわいてくる。

過去にも、ハウスメーカー担当者や、なめてかかってくる不動産屋、ハズレの歯医者に当たってしまった時など「あれ?今のひどくない?」と感じるようなことをされても、考えてるうちにタイミングを逃して、その後長々とイライラを引きずるパターン。。(あの歯医者め…まだ思い出し怒りできるわ)

そんなことがあった翌日にカウンセリングの予約があったので、このモヤモヤ話をした。そこで私が陥りやすいパターンと、クレームのつけ方のアドバイスをもらい「今ここでカーテン屋に電話してみる?」なんて展開になった。そのおかげで今までとは違って、とてもスッキリと終わることができたのでした。

長くなってしまったけど、どうしてもカーテンのこと書きたかった。。
クレーム実践編は後編に分けました。
よかったら聞いてやってください!



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