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数字で惑わされ、一喜一憂

今朝、体重計に7回乗りました。普段は1回しか乗りませんが、今日は7回乗りたくなったのです。もちろん7回とも、体重を測るためです。

体重計に乗る前に、だいたい数字が予想できる

私は毎朝「同じ行動」の後に、空腹状態で体重計に乗ります。

「同じ行動」とは、トイレに行きお腹をスッキリさせて(私の腸は起床した瞬間に活動し始めるようです)、パンツ1枚になって準備をするということです。

この時点で、トイレで排泄した量、お腹周りのサイズ、身体のむくみ具合、顔の血色などを見るだけで、自分の体重をだいたい予想できます。

そして、その数字は結構当たっています。(だったら、乗る必要ないでしょ、とツッコまれそうですね)

でも、今朝は違っていたのです!

今朝は1キロ以上の誤差があった

私の平均体重は46.50キロです。

外出が多くなると、家でしかご飯を食べないので、46キロを切ることがあります。

外出中にお腹が空いても、外食はせず自炊します。

46キロを下回ると顔色が悪くなり、全身の肌ツヤもなくなってしまいますね。

この3週間ほどは、取り組んでいる仕事でストレスを感じているのか、体重が少しずつ増加傾向です。

私はよく、いろいろな人に「ストレスを感じると太る方、それとも痩せる方?」と聞きます。

私の周りの人は「痩せる方」と答える人が多いです。

でも、私はほぼ100%、ストレスを感じると太ります。

で、今朝パンツ1枚になった時に「今日は47キロかな。疲労から全身がむくんでいるようだけど、この数字で止まってほしいな」と思って体重計になりました。

そしたら、45.9キロと表示されるではないですか!

嘘でしょ、と思って、もう一回乗ると47.2キロ!

1.3キロも違いがあるので、他の場所に移して再計測したら、46.5。

訳がわからなくなり、パンツ1枚の姿で体重計を持って、行ったり来たりして体重測定を7回繰り返しました。

そしたら、相変わらず異なる数値が表示されましたよ。

完全に体重計にもて遊ばれています。

当てになりそうでならない数値

結局、ジムに置いてある、ガッシリとして頼りがいがありそうな「体組成計」に乗ることに。

結果は、47.2キロでした。

やっぱり少しずつ増量しているな、って納得できました。

でも今まで自分は、あまり当てにならない自宅の体重計で、気持ちが揺らされていたな~と実感。

「星の王子さま」の本にあった文言

今日、「星の王子さま」を読んでいたら、面白い言葉を見つけました。

主人公のぼくがこんな事を言っています。

ぼくがいまここで612という数字まで出したのは、大人たちのためです。大人たちは、数字を見れば安心するからです。たとえば、あなたが、大人たちに、新しくできた友だちのことを話そうとすれば、大人たちは、本質的なことについては何も質問しないでしょう。(略)
その代わりに、こんな質問をするでしょう。「何歳ですか?」「きょうだいは何人にますか?」「お父さんの年収はいくらですか?」
そして、それらの数字を知れば、友だちを知ったことになると思っているのです。

そんな私も大人になってから、何でも数値化、データ化で安心したり、不安になったりしてきました。

結局のところ、何に重点を置くかをはっきりさせておかないと、今後も私は毎朝パンツ一枚で一喜一憂しないといけないんでしょうね。







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