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『パラドックス思考』を読んでは独り言・其の二

昨日は年に1回開催される
『ささえる事例検討会inかまいし』に
参加してきた

元々は盛岡で開催されてきた事例検討会だが
釜石でも開催されるようになり7回目だそうだ

釜石で事例検討会をしよう

そんな声をきいてから
実際に開催するまで
仲間達と一緒に奔走してきた

こう書くと

私がいかにも頑張ったように
感じられるかもしれないが
私ははっきり言って何もしていない

お恥ずかしい限りである

事務的な部分は
全て仲間達が担っていた

私は一緒に伴走していただけ

これもまた
よく書きすぎているな…

と自分に突っ込んでしまう

それはさておき

昨日の事例検討会では
障害者に関する事例が取り上げられた

不勉強な私は
改めて障害者に関する法律と
介護保険に関する法律など
法と法の狭間で
また制度と制度の狭間で
どうしようもない状況に
陥っている事例があることを知った

事例検討会のグループワークの中では
自分が無知すぎて
何も知らなすぎることを
思い知らされた

世界は見ようとしても見えない

世界を見たいようにしか見ていない

まだまだ知らないことだらけなのだ

そんな自覚を持ち続けたいと
心に誓うこととなった
事例検討会であった

そんな振り返りをしつつ

今日もまた

読んだんだか読んでいないんだか
積んだんだか積んでいないんだか
といった本達の中から一冊紹介し
心の琴線に触れた一節を取り上げ
ゆるりと書き記していきたい

随分と前に
本書を用いて
本を読んでは独り言noteを
書かせていただいた

そして

本書自体は
4分の3ほど読んで
漬けている状態が続いていた

昨日の事例検討会を経て
本棚を眺めていると
導かれるようにして
本書に手が伸びていたのだった

読み終えた部分に
たくさん貼ったフィルム付箋を眺め
こうしてnoteを書かせていただいている

さてさて

いつものように
引用する必要があるんだかないんだか
本来の引用の意味を考えては
自己ツッコミを入れつつ
noteの引用機能を用いて
引用させていただきたい

よく「世界は矛盾だらけ」と言いますが、まさに私たちが生きている「世界」そのものの複雑な構造が、感情パラドックスの最大の要因といえるでしょう。
ビジネスパーソンにとってもっとも身近な「矛盾に満ちた世界」は、言うまでもなく企業という「組織」でしょう。
(中略)
もっと広く目線を広げれば、私たちが生きている「社会」もまた、制度そのものが矛盾の発生要因になっていることに気づきます。
(中略)
このように、外側に広がる複雑な世界が私たちを刺激し、矛盾した感情を生み出す。

舘野泰一 安斎勇樹. パラドックス思考. ダイヤモンド社, 2023, 98p

昨日の事例検討会では
制度と制度の狭間で
対話をすることしか
手段がないのではないか

そう思わされる事例が
取り上げられたと
私は思っている

事例提供者は
おそらく矛盾に満ちた世界の中で
どうにかできないものかと
悩み苦しんでいたのではないか
と推察された

そんな様子を見て
本書を手に取りたくなったのかもしれない

導かれるようにして手に取った
本書をパラパラとめくりながら
まだ残っている4分の1の
未読の部分に思いを馳せて
そっと本書を閉じたのだった

最近は読書時間が取れていない

おそらく疲れているのかもしれない

自分の心身を見つめ直し
再び本と向き合っていきたい

そう心に誓うのであった

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