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オトジェニック

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音楽をめぐるあれこれ。
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記事一覧

オトジェニック・荒井由実(松任谷由実)「中央フリーウェイ」(1971年)

松任谷由実さんの曲の中から好きな曲を選べと言われたら、迷わず「中央フリーウェイ」と答える…

三上喜孝
8日前
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オトジェニック・森高千里『渡良瀬橋』(1993年)

いまから四半世紀以上も前、週に1度、東京から特急で片道2時間ほどかかる北関東にある大学に、…

三上喜孝
2週間前
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オトジェニック・ソウル・フラワー・ユニオン「満月の夕(ゆうべ)」

今日(2025年1月17日)は、阪神淡路大震災から30年が経った日。 2011年3月11日の東日本大震災…

三上喜孝
1か月前
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オトジェニック・中森明菜「禁句」とYMO「過激な淑女」

2024年の年末にNHK-BSで放送されていた「伝説のコンサート 中森明菜」を見てから、中森明菜さ…

三上喜孝
1か月前
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オトジェニック·キム·グァンソク「宛のない手紙」

韓国で一番好きな歌手はと問われれば、迷わずキム·グァンソクと答える。 1964年生まれのキム…

三上喜孝
3か月前
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オトジェニック·YMO「M16」

1983年12月のYMO散開コンサートの直後に、その素材をもとに制作された映画『プロパガンダ』(19…

三上喜孝
3か月前
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再生

オトジェニック·坂本龍一「Dear Liz」(ストリングス編)

テレビCMのために作られた音楽で、クレジットも出なかったので教授の曲とは最初わからなかった。この頃の教授は数々のCM音楽の名曲を名前を出さずに作っていた。まさに職人的音楽家というにふさわしい。このストリングスバージョンはCM用のオリジナル版で、ファゴットの存在感が光る。吹奏楽の木管アンサンブルでやってほしい1曲。

オトジェニック·細野晴臣「はらいそ」

これぞ究極の癒しの音楽。YMO結成直前に出したアルバム『はらいそ』より。

三上喜孝
3か月前
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オトジェニック·高橋幸宏「四月の魚」(live)

三上喜孝
3か月前
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オトジェニック·高橋幸宏『サラヴァ!』より「エラスティック·ダミー」(坂本龍一作…

職人的音楽家としての坂本龍一さんの才能と、高橋幸宏さんのドラムが堪能できる稀有の名曲。YM…

三上喜孝
3か月前
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オトジェニック·坂本龍一&カクトウギセッション『カクトウギのテーマ』

三上喜孝
3か月前
1

オトジェニック・渡辺貞夫「My Dear Life」(1977年)

私が高校の吹奏楽団に入部してアルトサックスをはじめたようと思ったのは、渡辺貞夫(ナベサダ…

三上喜孝
4か月前
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オトジェニック・そのむかし、フュージョンという音楽がありまして

私にとっての80年代音楽のキーワードは、「フュージョン」である。 ジャズを基調として、ロッ…

三上喜孝
6か月前
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オトジェニック・THE ALFEE『夢幻の果てに』(1995年)

4年くらい前(2020年)だったか、インターネットに掲載されていた武田砂鉄さんの「ワダアキ考」に、 「THE ALFEEの話をすると場が和む」 というタイトルのエッセイがあり、惹かれた。曰く、 「皆さん薄々勘付いているとは思うが、THE ALFEEの話をすると、その場が和み、にこやかになる。どんなアーティストでも、そのファン同士が語り合えばにこやかになるに決まっているが、THE ALFEEの場合、ファン以外の人同士でも、話題にあげるだけでにこやかになる。「特にファンではない