なべとも

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トランプ大統領誕生で起きること

トランプ大統領暗殺未遂事件が世の中を大いに騒がせているかと思いきや、さらにバイデン大統領は今年の大統領選挙に不出馬を表明し、さらにアメリカ政界は闇が深くなってきています。 私なりにここ数日で見聞きした内容をもとに思うところを、極力所謂「陰謀論」を横に置きつつ、いくつかの要点を噛み砕いてみたいと思います。 1、民主党の動き息子ハンターを含めて様々な犯罪に問われそうなバイデン大統領一族、 ミッシェルを擁しまだまだ権力を維持したいとワシントンDCに居座っているオバマ元大統領、

    • 資産運用ってこんな感じ

      投資顧問会社に居た時に学んだことをもとに、資産運用の基礎について解説します。 基本的な考え方年金なり、将来の大事な資産をどう運用するか、と考えたとき、 「(大幅に資産が減ってしまう)リスクを最小化しつつ、(ある程度)収益を確保する」 ということですね。 「リスク最小化」と「リターンを最大化」というのは、ある程度矛盾する概念ですが、 「分散投資」により、その両立が図られる、とされています。 収益は、100万円の資産が、一年後に105万円になった時、5%の収益とか、5

      • エヌビディアの株価、幻覚なの?

        先日の決算分析に関連して、今回は株価についての深掘り。 エヌビディアの株価はブログを書いた6月5日において、122.44ドルであったが、その後ぐんぐん上昇し135ドルの最高値を付けた。 その後下落し、24日には118ドル。その後少し持ち直し26日現在は126ドル程度。この株価の意味を分析する。 世の中は、「調整入り」とか、「反発する」などと言われている。 マイクロソフト、アップルを抜いて時価総額が一時世界一となったりし、世の中は極めて騒がしいが、筆者の分析結果は、11

        • 愚者のたわごと-2(株価は打上げロケット)

          「株価は、打上げロケットみたいなもんです!」 と、聞いた。トルコ人エコノミストのエミン・ユルマズさんの言葉だったか。「上がれば、落ちる」という意味でなく、 「燃料があるうちは上昇するが、切れると自然落下」 ということだ。 なるほど、分かり易く、イメージしやすい。 燃料には、何があるかというと、 好決算の発表、 業績の上方修正、 新製品の発表、 新たな業務提携、、、。 但し、逆に不祥事に関連して負のイベントが起こって株価下降の向きにジェット噴射されることもある。

          世界最大のパンメーカーの業績分析

          A.四半期業績はどんなでしょう3ヶ月で大体1千億ペソ(8500億円くらい) 以下は、Bimboグループの2024年1月~3月期決算発表のニュースリリースです。 40年以上企業でF&Aに携わってきた立場から、公開情報をもとに分析します。 以下は、今回発表されたGrupo Bimboの四半期決算数値を、読みやすくグラフ化したものです。 売上高は3か月ごとに1千億MXN(メキシコペソ)前後で安定しており、四半期ごとに増減。 営業利益率は7.4%から10.7%。 2022年

          世界最大のパンメーカーの業績分析

          愚者のたわごと−1(2位ではダメなんでしょうか?)

          2位ではダメ?今や都議選で話題のひと蓮舫が、「2位ではダメなんでしょうか?」と発言したのは、15年前の2009年です。なぜか、この言葉は今も新鮮に耳に残っています。 グローバルな競争の中、企業間競争もそうなってきているの?(「2位ではダメ?」)、とふと思った。 半導体産業、IT産業NVIDIA社は60%超、apple社も30%を超える利益を計上し続けている。 現在、TSMC社の分析を進めているが、これも相当儲かっている。 長年、電機メーカーで利益管理を職務とし、コツコツやっ

          愚者のたわごと−1(2位ではダメなんでしょうか?)

          アップルの利益率が、何%か知ってる人居る?

          ー2024年1~3月期決算を経理屋が深掘りー 半導体大手N V I D I A(エヌビディア)の四半期決算を分析したのに続き、時価総額が巨大であるアップル社について興味を覚えたので、その内容を分析してみた。 アップル社と言えば、時価総額世界ランキングでマイクロソフトと首位を競う巨大企業で、時価総額は3兆ドル弱というとてつもない規模の会社である。 筆者は、40年近く電機メーカーの経理の立場で、予算編成、業績管理、年度決算など様々な業務に携わってきた。その経験を踏まえて、話

          アップルの利益率が、何%か知ってる人居る?

          エヌビディア社の2024年2~4月期決算を経理屋が分析してわかったこと

          半導体大手の四半期決算が、予想を上回ったということで、大いに世間の評判を賑わせているのを受け、一体どのような決算内容なのかを自分なりに分析してみる。 半導体業界や、このエヌビディア社について、それほどの知識を持ち合わせていないが、それも一つのポジションであると考え、決算報告の分析を行い、そこから読み取れる事象を著述したいと考えている。 四半期業績の分析 (利益額の増加幅がとんでもない!)nvidia社のの2024年~4月期に関する、5月24日発表のニュースリリースを受けて、

          エヌビディア社の2024年2~4月期決算を経理屋が分析してわかったこと

          エヌビディア第一四半期決算を受けて経理屋が分析してわかったこと

          初めて投稿します。 半導体大手メーカーの株価急上昇中です。長年の経理経験者が決算発表を分析してみました。 驚きの内容は、以下。 https://tomandthomas.net/81/

          エヌビディア第一四半期決算を受けて経理屋が分析してわかったこと