幸せじゃいけないと思うこと
最初に悲しさを生み出したのは誰だろう。
私は、幸せになってはいけないと思っていた。
幸せになってはいけないというか、幸せだと思ってはいけない。
私の幸せは誰かの苦しみを無くしてしまえるわけではないから。
喜びも 楽しさも 嬉しさも
感じるほどに誰かを苦しめるのではないかと。
そう思っているだけの ひとりよがりの自分が嫌だった。
悲しみなんてなくて、みんな幸せだったらいいのに。
でも幸せを感じてはいけないと思う事は、みんなの幸せから一番かけ離れていることだった。自分で一人の幸せを無くしてしまっていた。
まずは自分から幸せな人を増やすんだ。
そこからまた広げていけばいい。
だから、私は私を幸せに生きていこうと思った。