読書好きによる選書③
みなさん、こんばんは、こんにちは、おはようございます。少し間が空きましたが、『選書シリーズ』を更新していきます。
今日は火曜日。週の初めということで、無理せずに過ごしたかったので、退勤後のこの時間をnoteと向き合う時間とすることにしました。優雅に、気心の知れた仲間との外食もいいですが、お気に入りのものに囲まれた我が家で、まったりとぬくぬくしながら、手料理を味わう幸せも、私にとってはかかせない大切なひとときなのです。
やはり、人と食とは切り離せないものの一つですね。私は読書と食もまた、切り離せないものの一つだと感じています。
さて、選書シリーズ第３弾。前回の予告通り、「美味しいものシリーズ」をお届けします。
本やアニメ、ドラマ、映画の中に出てくるいわゆるガツンとした「美味しいご飯」は、私たちの心を掴んで離さないように思います。それがたとえ一度も食べたことがなかったとしても・・・。
思い出のパスタ戦争
今回どうしてか、最初に思い出したのが「ルパン三世 カリオストロの城」に出てくる「ミートボールパスタ」でした。
ルパンと次元のパスタ戦争を思い出すと、もう一度映像で観たくなりますね。しかし今日は、絵コンテ集を紹介しておきます。
イタリアンもいいけれど、和食をガツンと食べたくなった思い出の本は、吉本ばななさんのキッチンです。作中後半に出てくる「かつ丼」が、今まで食べたことのない、かつ丼の類なのではと思ったのを今でも覚えています。
あのかつ丼に出合いたくて
文字から得る情報を手掛かりに、想像すれば想像するほど美味しくなる。2つは綺麗な比例の関係となり、私の心を満たしてくれました。胃も満たしてくれたら最高ですね。
デザートもお忘れなく
メイン２つのあとには、やはりデザートも忘れてはいけませんね。そんなデザート好きには、こちらの『それでも旅に出るカフェ』に出てくる「ツップフクーヘン」を紹介します。
ドイツのデザートだという。名前のかわいらしさも素敵なのですが、食べたことがないというのが、私の心を揺り動かしました。
家出猫 2023/06/11
コロナ禍、大陸での戦争など世界情勢がめまぐるしく変化する中で、円が経営するカフェも打撃を受ける。それでもそんな荒波の中、航海の旅に出ていく「カフェ・ルーズ」今作も美味しい料理やデザートが満載。ビーツをたっぷりと使ったボルシチ。自分も冬になるとよく作ったので思い出の料理の一つである。また今回気になったのはロシア風チーズケーキの「ツップフクーヘン」チーズとチョコレートケーキのコラボレーションケーキ、ロシア風といいながらもドイツの料理だという。料理好きにもおすすめの一冊です。前作と一緒に読み直すのもいいですね。
ちなみに前作はこちら。
家出猫 2022/08/08
―自分で見つけた居場所は、何よりも代えがたい場所になるだろう。 円にとってそれは、自分の店「カフェ・ルーズ」であり、瑛子にとっては、そこで過ごす日常そのものだと思う。 私にとって「居場所」はどこだろう。この想いは誰もが生きていく中で感じたことがあるだろう。また、その想いに捕らえられて身動きが取れなくなってしまった経験がある人もいるかもしれない。 著者の本をこれまでたくさん読んできたが、本当に知識の幅が広いと思う。グルメな読書家の皆さんには、ドラマにもなった「ビストロ・パ・マル」シリーズもおススメしたい。
「ビストロ・パ・マル」シリーズについては、次回以降に紹介できればと思います。
デザート好きにはこちらの原田マハさんの『スイート・ホーム』もおススメです。
家出猫 2023/01/09
感想は新鮮なうちに書くのが一番！なのですが、うっかり忘れていた１冊。決して面白くなかったわけではないです。むしろ、主人公の年代が自分に近いのもあって共感したり、共感しなかったりと、友達的な目線で読めたのが良かった。そして何より、心がほころぶ。そんなイメージをもてる「ケーキ」「お菓子」が登場する。甘党としてはうれしかった。休日にバナナケーキやプリンを食べながら読みたい１冊。レシピ本が出たらおそらく買う。そんなことまでも想像してしまった。最近、ちょっと心が疲れちゃったな、そんな人にも読んでほしい１冊。
読書のキッチンを作ろう
好きな食べ物の本棚が作れたら、相乗効果でもっともっと読書が好きになれそうな気がしています。料理のレシピ本と一緒に、その料理が出てくる本を紹介するのも楽しそうですよね。
自分だけの読書のキッチン、いつかは持ちたいですね。
次回も、「美味しいものシリーズ 第２弾」として更新をしていきたいと思います。最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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