ジョージアの伝統パン〜職人によるショティの作り方
ジョージアの人たちは
パンが大好き
スープやお肉料理とともに
必ずパンが添えられます
ジョージアの街を歩くと
小さなパン屋さんが
たくさんあります
ショーケースに
たくさんのパンが並べられているパン屋さん
それとは別に
小さな小窓から
何やら大きなパンを買っていく
地元の人たち
パン好きの私は
ガン見しまくっていました
すると
パンを買った素敵な方が
「一口食べなよ」と
買ったばかりの熱々のパンをくれました
いいんですか!?
私も買いたかったけど
カードしか持ってなくて買えない、、、
とにかく写真を撮りまくっていたら
パン職人の方が私に
「中に入ってきなよ」
えっ?
いいんですか!?
ジョージアの伝統パン「ショティ」
焼き方はナンと同じ
ジョージア版タンドールtoneと呼ばれる
炉を使います
本当にナンの作り方とそっくり!!!
壁に生地を貼り付けます
発酵した生地を使っています
生地の焼き上がりが
かなりもちもちなので
かなり加水しているのかなと
思ったのですが
生地の感じをみると
発酵と焼成がポイントのようです
成形は伸ばして
軽く指で抑えるくらいでした
専用の型のようなものに
生地を乗せて
toneまで運びます
少し部屋にいただけで
軽く汗ばんできたので
toneはかなり熱くなっています
調理場はシンプルです
調理台、tone、パンを並べる棚
生地を混ぜる大きな機械
小麦粉が入っている大きな袋がたくさん
ご想像通り
こんな感じで壁に貼り付けます
規則正しく
きれいに並んでいます
ここが職人の技ですね
toneはかなり大きいので
向こう側が少し遠い
そんな時は、これですよ。
めっちゃ熱いんですよ
そこへこんな感じに
身体を突っ込んで、貼る
もはやパフォーマンスですよね
アクロバティックな動きで
次々に生地をtoneへ
外側がパリッと焼き上がった
ショティのできあがり
興奮していてすっかり忘れていましたが
香ばしい香りが部屋中に
この香りと美しいパンのできあがりに
何度パン屋さんになりたいと
思ったことか
たくさんの動画や写真を
撮らせていただいて
感無量でした
「ほら、撮ってよ」的なノリで
次々に焼いていくパン職人
もちろん私は
この後すぐに部屋に戻り
コインを握りしめて
ショティを買いに行きました
「ありがとう」
って日本語で言ってくれたパン職人
何て美しい心なんだろう
私は幸せです
パン好きで良かったぁ♡
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