完全オレ流障害観30「所詮オレは発達障害者なんだと思う瞬間」
ツイッターでは「ねっくん!@ASD自閉症スペクトラム障害と診断された男」と名乗って色々発信している次第だが、まあ障害を言い訳にしたくないんだがどうしてもタイトルどおり、「所詮オレは…」と思ってしまう時がある。
それがどんなときか。
例えば仕事でミスをして落ち込んでいるときに「次から気を付ければ良い」と言われ、余計に苛々してしまったとき。
オレは「次から気を付ける」前に「ミスをして物凄く悔しい」が先に来る。
ミスというのは次から気を付けるのは大前提。
問題なのは、どうすれば次からミスをしなくなるか、だと思っている。
気を付けててもミスするときはミスをする。
そのときに悔しくて苛々したとき、「またミスしたら悔しがって苛々するときが来るんじゃないか」と怖くなったときも、「オレは発達障害者だ」と思ってしまう。
オレは感情のコントロールがヘタクソだ。
だから精神安定剤を毎日服薬している。
落ち着かないときは頓服を服薬している。
そんな状況のときにだ、「顔が怖いから笑顔でいた方が良い」と言われたのだ。
申し訳ないが、オレはこういう顔の人なんだし、笑顔でいられるなら薬はいらないし、最初から笑顔を作れている。
落ち込んでいるときはそれが簡単に出来ないから、オレは障害者なんだ。
で、感情コントロールが効いてないときはいつも頭が痛くなり、身体が怠くなる。
そうなると作業ペースもどうしても落ちる。
負の連鎖になってしまう。
ただ、心療内科の先生から教わったが、苛々したらそれを受け止めるしかない。
あ、苛々が来たな、よし、受け止めよう。
そうするしか方法が無い。
顔が怒ってるように見えるかもしれないが、それは変えられない。
変えることが出来たら苦労しない。
「顔に出てるよ」、「考えたって仕方ないよ」とか指摘されたって、頭ではそれはわかっているし、そう言われることで余計にオレは自分に苛々する。
なぜならば、
「考えても仕方ないことをオレは自然と考えてしまっている」→「スムーズに気持ちの切り替えが出来ない」→「スムーズに出来る人もいる」→「その人と比べてオレは劣っている」→「オレはダメ人間だ」
と、変換してしまうからだ。
だからそのような言葉掛けは、出来る限りされたくはないのだ。
余計に精神状態が悪化するから。
悪化したとき、オレは障害者なんだと自暴自棄になるから。
あとは感情コントロールが効かないときは衝動的に発言としても出てしまい、人間関係を悪くする。
あのときあんなこと言わなければ良かったと後悔することは何回もあった。
そういう失敗を繰り返して人は成長できるかもしれないが、後悔は残る。
それをふと思い出したときも改めてオレは発達障害だと感じる。
そう感じたときは、そう感じた自分を受け止めるしかない。
感じてしまうこと、考えてしまうことは人間として当たり前だし、オレは悪いことだとは思っていない。
もしオレと同じ悩みを抱えている方がこれを読んでくれていたならば言いたい。
「発達障害だって構わない、出来ることをやればいいし、出来ないことはやってみたけど出来なかった、でもそれはそれで自分らしい」と、それでいいじゃないかと言うことを。