完全オレ流仕事観26「サービス残業と時間外労働のデメリット」
今回は前職で月に80時間以上サービス時間外労働(残業等)をしたことがあるオレが個人的に考える、サービス労働をすることのデメリットを8つ紹介したいと思う。
では早速。
1、頭が痛くなる
仕事というのはとにかく頭を使う。
その頭を使う時間が長くなればなるほど、オレの場合は頭痛が強くなっていったのを覚えている。
また眠気も強くなり、それにより頭痛が強くなるってのもあった。
2、体調を崩す
1の頭痛に関連するかもしれないが、残業をしすぎるととにかく体調が悪くなってくる。
残業することで家に帰る時間、夕飯を食べる時間等が後ろに押し出されるため、当然寝る時間が遅くなり睡眠時間が短くなる。
または睡眠時間を確保するために夕飯を摂ることを諦める、残業の疲れにより食欲不振になり夕飯を食べずに寝ることで栄養的にも良くなく体調を崩す要因にもなりうる。
3、仕事が終わらなくて苛々する
残業をする理由はやはり仕事量が多いからである。
仕事量が多ければ、やらなければいつまでも終わらない。
それを終わらせるために残業をするため、終わらないことに苛々するのである。
4、モチベーションが下がる
時間外労働があまりにも多いと最初はやる気があってもだんだんやる気がなくなってくる。
やる気がない状態で仕事をすると精度も落ちるし精神衛生上よろしくない。
高いモチベーションで仕事を続けるには何をすべきなのか、それは果たして残業して1つでも仕事を先に進めることなのか、だんだん疑問が強くなってしまう。
また、そもそもサービス労働というのはその時間賃金が発生しないため、残業代が出ないのに働かされることに関してもその人のモチベーションを下げることに繋がるだろう。
5、誰の為の仕事なのかわからなくなってくる
読んで字の如くになるが、時間外労働時間が長いと「この仕事は誰の為の仕事なんだろう?」、「自分は何の為に働いているんだろう?」という疑問がだんだん強くなってくる。
それによって苛々が強くなりやはり精神衛生上よろしくない。
このように目的意識が弱くなることにより、結局モチベーションも下がっていくと思われる。
負のスパイラルでしかない。
6、プライベートの時間が少なくなる
人は誰しも趣味や楽しみというのがほぼ必ずと言って良いほどある。
それを満喫、堪能できる時間が所謂プライベートの時間なのだ。
趣味や楽しみ以外にも生活上のルーティンがある人もいるだろう。
プライベートの時間が少なくなることによって、それらに費やす時間が無くなる、これによって苛々が強くなり、「なんでこんな仕事をしなきゃならないんだ」と思うようになりメンタルにも体調にも影響し始めたら危険だと思う。
7、辞めたくなってくる
「なんでこんなことやらなきゃならねえんだ」、「オレは何の為に誰の為に働いてるんだ」という疑問が蓄積されてくると「退職」の2文字がやがて頭に浮かんでくる。
働く目的や仕事の目標を最後は見失ってオレも前職を辞めた。
辞めるならまだましであり、自殺に追い込まれる人もいる。
体調や精神状態に悪影響が強く出たら、辞めるという選択肢を持つ勇気も必要。
それは決して逃げではないとオレ個人的には思うし、逃げだったとしても逃げて命が助かるなら逃げてしまって良い。
8、上司や同僚の顔を見るのがだんだん嫌になる
残業時間が長いと毎日それだけ長い時間職場の人と顔を合わせていなければならない。
それがその人を人間として好きとか嫌いとかに関わらず、やがて嫌になってくる。
最悪家に帰っても職場の人たちの顔を忘れて頭をからっぽにすることもできない、そもそもプライベートの時間が短くなっているからそんな暇すらなくなる。
結論
最後にオレが何を言いたいのかというと、サービス労働は残念ながらカッコいいことではないと考えるということで、そもそもカッコいいとか悪いとかの前に命に関わる場合もあるということ。
そして時代は変わって働き方も変わっているので、そのようなサービス労働を強いている会社はどうか少なくなってほしいと願いたい。
以上。
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