Miwaさんのクールな生き様を見て小説【線は僕を描く】を思い出して憧れたお話し
みてくれてありがとう。
今日3/20~3/27までは他のnoterさんの応援をしているんだ😊
実はnote大学チア部部長のみょびいさんが、
「note大学チア部主催【応援コンテスト🌸】(素敵な記事を紹介し合おう✨)」
というステキな企画をはじめたんだ💕
ではさっそくいっちゃうね💕
…似てた?💦
note大学軽音部の部長、Miwaさんの文体を真似てみたんだ😝
…アレ、まだ抜けない、真似てみました🙇♀️
私のモノマネを見破れた方は、Miwa検定3級くらいはとれるんじゃないかと思います。
というわけで、私の栄えある初のチア活動としてMiwaさんの魅力に迫っていきます!✨
※後でご紹介する自己紹介記事より、ボーカリストモードのMiwaさん
☆とりあえず「わたしのやらかし大全集」をフォローしよう!😝
語りかけるような特徴的な文体で人気者のMiwaさんは、実は私とほぼ同じ頃、2020年5月末にnoteを始めたんだ🧡
(すみません、この口調が気に入ってしまったのでしばらくこれでいかせてください🙇♀️)
私は元合唱部で趣味はカラオケ、歌うのが好きなので、ボーカリストのMiwaさんには親近感がわいてしまうね😊
でももっと親近感を感じるのは、実はMiwaさんには、やらかしやさんというちょっとおっちょこちょいでかわいらしい一面があるんだ💦
財布をしょっちゅう忘れるし、電車をとにかく乗り過ごす…うん、この部分はなんかアヤ自身の自己紹介してるみたいな親近感なんだ😝
マガジン「わたしのやらかし大全集」にやらかし記事がまとまってるから、よかったらフォローしてね😊
例えばこの、年が明けるまで「あること」に気づかなかった話は私の中では最高傑作なんだ😝
ネタバレになるので詳細は言わないから、ぜひ読んでみてね😊
他にもおもしろいエピソードがたくさんあるよ!😊
☆泣ける記事
…ここで紹介をやめたらたぶんMiwaさんに怒られてしまいそうだね😝
だから言うわけじゃないけれど、Miwaさんの記事はfunnyなおもしろさだけじゃないんだ。もちろん、本職のボーカリストの記事もあるのでみてほしいのだけど、
※インスタで毎日公開されている歌謡曲の練習の様子がこちら。古めの曲もあるのでコペルくんにも優しい仕様です🙇お声が聴けますのでぜひご覧ください!
ちょっと泣けてほっこりしちゃった記事があったから、今日はそれをあなたに紹介しちゃうね😆
これはnote大学の川ノ森千都子さんの企画で、自分で自分自身のことをほめる、つまり自画自賛する記事を書くんだ😆
企画に参加すると、川ノ森千都子さんが記事のコメントであなたのことをめちゃめちゃほめてくれるんだ💕
私も後で参加しようと思っているから、記事が完成したらみてね😊
※4/10追記 記事が完成したので貼っておきます。よろしければご覧ください。
さて、実はMiwaさんは、学生時代にイジメに遭ったことなどが原因で、もともと自己肯定感が低く、なかなか自分をほめることができなかったんだ😭
《その頃のことにふれた記事はこちら》
でもそんなMiwaさんが、憧れnoterの一人である川ノ森千都子さんの企画に参加したことをきっかけに、Miwaさん自身が実は頑張っていたことに気づけたっていう、今これを書いていてもちょっと泣けてくるくらいの感動エピソードなんだ😭
もう一度リンクを貼るから、ぜひ読んでみてね!💕
☆【歌うことは生きること】
(※いい加減、いつものアヤ口調に戻します。ここまで失礼しました🙇♀️インスパイアしてますので許してください🙇♀️🙇♀️🙇♀️)
最後にご紹介したいのは、Miwaさんの自己紹介記事です。
【歌うことは生きること】
タイトルでいきなり痺れます。カッコいい!✨
これを見て私は、2020年本屋大賞ノミネート作の一つ、『線は、僕を描く』という芸術小説×青春小説を思い出しました。
ちょっと長くなりますがご紹介させてください。
※ちなみにトップ画はコミックス版『線は、僕を描く』の2巻からの引用です。
☆『線は、僕を描く』あらすじ&著者について
『線は、僕を描く』(砥上 裕將(とがみひろまさ)さん著、講談社)は2020本屋大賞第3位、第59回メフィスト賞、他多数の賞を受賞した小説です。
高校時代に両親を交通事故で失い、喪失感の中で時が止まったままの学生生活を送る大学生の青山霜介(あおやまそうすけ)は、アルバイト先の展覧会場で水墨画の巨匠・篠田湖山(しのだこざん)と出会う。なぜか湖山に気に入られ、その場で内弟子にされてしまう霜介。それに反発した湖山の孫で超絶な美少女である千瑛(ちあき)は、翌年の「湖山賞」をかけて霜介と勝負すると宣言する。
はじめての水墨画に戸惑いながらも、しだいに魅了されていく霜介。水墨画に打ち込むことで、霜介の内面には大きく重要な変化が起こります。
果たして、水墨画は霜介に何をもたらすのか。そして湖山賞の行方は…?
青春小説と芸術小説の融合!超感動の大作です!
著者の砥上裕將さんは、本作品で第59回メフィスト賞(講談社が主催する小説の新人賞)を受賞しました。ですから本作がデビュー作であります。
1984年生まれ、福岡県出身、なんと本物の水墨画家さんです。
さすが本物の芸術家、そうでなければ書けないような描写が随所に出てきます。(コミック版に出てくる水墨画も砥上裕將さんによるものです。)
…おっと、ご心配なく!別に水墨画について詳しくなくても大丈夫です。ちゃんとわかるように描写されていますし、主人公の霜介が水墨画の素人ですから、読者と同じ目線で水墨画の基礎を学んでくれます。専門用語などにもちゃんと説明がなされます。
コペルくんは、全作品を提出してまじめな授業態度で全出席したにもかかわらず中学時代に美術で「1」を取ったことがあるほどの芸術オンチですが😭ちゃんと本作品を理解して感動で大泣きすることができました…。
☆水墨画のウンチク
🌸水墨画とは?
水墨画の「水墨」という言葉は、水暈墨章(すいうんぼくしょう)という言葉の略だそうです。「暈」は訓読みで「ぼかす」。「章」は「つづる」です。全体で、「水でぼかして、墨でつづる」、つまり墨をぼかすことにより、事物の形を表現していく、それが水墨画であるということです。
🌸四君子(しくんし)
四君子とは、蘭、竹、梅、菊の4種を、草木の中の君子として称えた言葉です。
蘭、竹、梅、菊の4種の植物が持つ特長が、まさに君子(学識・人格ともに優れた立派な人。または高位・高官の人)の特性と似ているということで、4つまとめて四君子と呼ばれるようになりました。蘭はほのかな香りと気品、竹は寒い冬にも葉を落とさず青々としている上に曲がらずまっすぐである性質、梅は早春の雪の中で最初に花を咲かせる強靱さ、菊は晩秋の寒さの中で鮮やかに咲く姿、それぞれの特長が、君子として望ましい特性であるとされたのです。
それぞれ気品の高い美しさから、中国は宋の時代より東洋画の画題としてよく用いられました。春は蘭、夏は竹、秋は菊、冬は梅と、四季を通じての代表的な題材とされています。 また、これら4つの草木を描くにあたって基本的な筆遣いを全て学べるため、書を学ぶ場合の永字八法と同じように、画法を学ぶ重要な素材ともなっています。水墨画の初心者はまず「蘭」を描き、うまく描けたら竹、梅と順に進んでいき、最後に菊が描けたら卒業、とされます。
本作の主人公、霜介も四君子に挑戦しますが、本作では最初の「蘭」と、最後の「菊」に挑む姿が中心的に描かれています。
🌸自画自賛
川ノ森千都子さんの企画のように自分で自分を褒めることを「自画自賛」と言いますが、この言葉も水墨画が由来です。絵に入れる解説文を「賛」といい、自分で描いた絵に自分で賛を入れることを「自画自賛」と言ったのです。
🌸揮毫会(きごうかい)
毛筆で言葉や文章、絵などを書く(描く)ことを「揮毫(きごう)」と言います。揮毫会とは特に、水墨画の実演を指します。要するに水墨画のライヴパフォーマンスです。
美術館で完成された作品の展示を見るのは一般的ですが、リアルに絵を描くところを見られるのは水墨画ならではの魅力だと思います。本作でも、揮毫会の場面が2回あります。いずれも圧巻ですので、ぜひ読んで楽しんでください。こちらの動画もどうぞ。
☆失敗を楽しもう
…とまあ、ついつい学んだ知識を披露したくなるのは私の悪い癖ですが、本作品で学べるのは水墨画に関する専門知識だけではありません。水墨画に取り組むことによる、霜介の内面的、人間的な成長こそが主題です。
湖山先生は、初めての水墨画に戸惑う霜介に、
🌹「できることが目的じゃないよ、やってみることが目的なんだ」
と言って、とにかくまずは描いてみるように促します。
当然、うまく描けません。でもなぜか、楽しい気持ちになって何回も描いてみる霜介。そんな霜介に湖山先生は言います。
🌹「おもしろくないわけがないよ。真っ白い紙を好きなだけ墨で汚していいんだよ。どんなに失敗してもいい。失敗することだって当たり前のように許されたら、おもしろいだろ?」
🌹「君は今日、挑戦した。それが、まずはとても大事」
🌹「水墨の本質はこの楽しさだよ。挑戦と失敗を繰り返して楽しさを生んでいくのが、絵を描くことだ。」
と、次々と温かい言葉をかけていくのです。
☆止まった時が動き出す…?
もちろん、水墨画を極めることはそんなに簡単なことではありません。
ですが、失敗そのものを楽しんで、挑戦することの喜びを知った霜介は、蘭、竹、梅、とマスターしていき、最後の課題である菊に挑みます。
そして、それまでは何もする気にならなかった、何も食べる気にもならなかった、そんな水墨画以外の私生活部分にも少しずつ変化が起こってきます。
果たして、水墨画は霜介に何をもたらすのか。湖山賞をとるのは大方の予想通り千瑛なのか、それともめきめきと成長していく霜介なのか…?
本書のタイトル、『線は、僕を描く』というのがまた実に味があります。普通に考えれば、水墨画を描く青年の話であれば、「僕は、線を描く」となりそうです。
でもそうではないのです。きっと読めばご納得いただけます。
本書を読んで、あなたもぜひ霜介と一緒に「命」や「幸福」の意味について考えてみてください。きっと得るものは大きいと思います。
あらすじだけ読むと、設定がマンガやラノベっぽいと思われた方もいらっしゃるかもしれません(マンガやラノベが悪いという意図では決してありません🙇♀️)
🐣「引きこもりの男子学生が、偶然に超絶な美少女と知り合い、偉い先生の弟子になって初めての水墨画に挑戦する。」
これだけ見るとちょっと荒唐無稽な感もありますし、実際に最初の30ページくらいまでは、ギャグかコントのように話が展開していきます。しかし、既に縷々述べてきたように、本書は本格派の青春小説であり、芸術小説です。
何か辛いことがあったり、人生に疲れてしまったり、時が止まったようになってしまったりすることは、普通に生きていれば長い人生で一度や二度、10回や100回、いえ2兆回くらいはありますよね💦
本書を読むことで、霜介と一緒にあなたの止まってしまった時を動かすことができると思います。泣けます😭
2020年度の本屋大賞はとてもハイレベルな戦いでした。本書は第3位という結果でしたが、大賞を受賞していてもまったくおかしくなかったと思います。(他のノミネート作品・順位一覧はこちら)
☆おわりに I'm a note writer!
Miwaさんと霜介とではもちろん体験してきたことは違います。何より私はMiwaさんの辿ってきた道のりを本当に知っているわけではありません。最近Miwaさんの書いた記事を拝見して、note大学で交流させていただいているに過ぎない私が、知ったようなことを言うべきではないと思っています。
それでも私は想像するのです。線を描くことにより水墨画に紡がれて、自分を取り戻していく霜介と、歌を歌いnoteを書いて、自分を表現することで自己肯定感を高めていくMiwaさんとは、何か共通する、わかり合える要素があるのではないかと。
「すっごく嬉しい時も、
もうあかんってうちひしがれた時も、
歌をうたって、音楽に救われてきた」
と語るMiwaさん。きっと、線が僕(霜介)を描いたように、歌がMiwaさんを描いて、ここまできたのではないでしょうか。
さて、Miwaさんの歌や霜介の水墨画のような、取り立てた特技のない私です。Miwaさんや霜介の成し遂げたことに比べれば、私の書いているnoteなど大したことはないかもしれませんが、それでも、文章を書くということはある意味では、歌うこと、そして水暈墨章の営みに似ているところがあります。無から有を生む楽しさと苦悩。
幼少の頃から変わり者で、あたりまえと言われてることがあたりまえにできなくて、めちゃめちゃ怒られてきた私。Miwaさんにもまた、そんな時代があったそうです。
うまい具合に世の中とやっていくことができず、組織に属すことのできない性格と人間性ゆえにどこにも就職できず日々貧困と格闘している私もまた、ある意味でnoteによって止まった時を動かしているのかもしれません。
私の好きなKANさんの『Songwriter』という曲に次のような歌詞があります。私の好きな言葉です。
🌹I'm a songwriter. ピアノを叩き、繰り返す表現のみが唯一存在の意義です
ここまで言い切れるのはなかなか凄いと思います。Miwaさんの【歌うことは生きること】という言葉にも同種のカッコよさを私は感じました。
いつか、Miwaさんのようにカッコよく、私も【文章を書くことは生きること】【紡ぎ出す文章のみが唯一存在の意義】と言い切れるような文章を書けるようになりたいと思います。
…否、私が文章を紡ぐのではなく、文章が私を紡ぐのかもしれません。
長文を最後までお読みいただきありがとうございました🙇♀️noterさんの魅力がもっともっと伝えられるように今後もがんばりますので励ましのスキ・コメント・フォロー・サポート・おススメ・記事の拡散などしていただけますとめっちゃ嬉しいです。フォローは100%返します。今後とも有益な情報発信に努めますので応援よろしくお願いします🙇♀️またねー!💕
🐣<note大学関連のコンテスト・企画>🐣
🐣<併せて読みたい!>🐣
🍓note大学読書コンテスト応募作品
🍓note大学フォロバ企画3/27(土)24時まで! 約70人からフォロバ!
🌸🍃この記事の執筆者、note Partnerは、コペル&アヤでした🐣
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