なむしんぺんだいぼさつ
「南無神変大菩薩」の読み方は「なむしんぺんだいぼさつ」です。
意味について具体的に説明します:
1. **南無(なむ)**:
「南無」はサンスクリット語の「ナモ(namo)」に由来し、「帰依します」や「敬意を表します」という意味です。仏や菩薩に対する信仰の表明です。
2. **神変(しんぺん)**:
「神変」は「神通力」や「奇跡的な力」を意味し、超自然的な力を持つことを示します。
3. **大菩薩(だいぼさつ)**:
「大菩薩」は、修行の結果、悟りに近づいた大いなる菩薩を指します。菩薩とは、悟りを求める者であり、他者を救済するために尽力する存在です。
全体として、「南無神変大菩薩」は「神変大菩薩に帰依します」という意味になります。これは修験道の開祖である役行者(役小角)を指す称号で、彼が持つとされる神通力や奇跡的な力を尊敬し、信仰の対象とする表現です。