本当の自分
ここ最近、自分の心と向き合いながら感じたことを、皆さんに伝えたくてここに書きます。私が抱える心の悩みや葛藤は、もしかしたら一部の人にしか共感されないかもしれませんが、それでもこの場で自分の正直な気持ちを言葉にすることで、少しでも誰かの力になれたらと思っています。
私は日々、双極性障害、処方薬依存症、孤独感や虚無感と戦っています。これらは、ふとした瞬間に忍び寄り、心に重くのしかかってくる存在です。何もかも無意味に感じたり、自分がどこにも居場所がないように思えたり。こんな気持ちを抱えたまま生きるのは苦しいもので、他人には到底理解されないだろうと感じていました。
しかし、最近サポートを受ける中で気付いたのは、「自分の気持ちを誰かに伝えること」が、心の救いに繋がることがあるということです。その人は、どんな暗い内容でも真剣に受け止め、私の言葉一つひとつに耳を傾けてくれました。感謝や申し訳なさを感じながらも、本音をさらけ出せる相手がいることは、本当に救われる気持ちがします。何も解決しないこともあるけれど、それでも「誰かが自分を見てくれている」という感覚が私の中に生まれました。これには本当に救われています。
一方で、私は現在、処方薬物依存とも向き合っています。薬がなければ不安定な状態を抑えきれず、けれど薬に頼る自分が許せないと感じることもあります。医師に相談して減薬を考えたこともありましたが、薬なしでの生活に対する不安も拭いきれず、どうすべきか悩んでいます。この葛藤は、まるで私の中に二人の自分がいるような気さえします。本当の自分は何処へ。
心の中に「こんな自分なんて…」という自己否定の声が響くとき、それでもどこかに「変わりたい」「前を向きたい」という小さな光も見え隠れしています。それは、過去に人との関わりの中で感じた「誰かの役に立てる喜び」や、「自分の存在が何かしらの形で認められる嬉しさ」といった感情に基づくもので、私にとっては大切なものです。この感覚だけは絶対に失わないと強く思っています。
ときには、「黄泉の国に行かないために頑張る」と自分に言い聞かせています。辛い気持ちに押しつぶされそうな日も多いですが、それでも「ここで立ち止まらないで生きたい」と思うのです。その気持ちが揺らぐこともありますが、今はまだ「生きる」という選択を自分に許しています。当たり前ですが絶対にそれだけはしない。
こうして書くことで、皆さんに伝えたいのは、たとえ心の中にどれだけ暗い影があっても、それを一人で抱え込まないでほしいということです。誰かに話すだけで心が少し楽になることもあるし、自分の気持ちを言葉にすることで、初めて見えてくるものもあります。もし、私の言葉が誰かの気持ちに触れることがあれば、それだけで意味があるのだと感じます。
自分の心に素直になること、そしてその気持ちを受け止めてくれる存在があることが、今の私にとって支えとなっています。これからも一歩一歩、自分を信じて前に進んでいきたいと思います。読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます。