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日経新聞要約&所感

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日頃の日経新聞の気になった記事をピックアップして、その要約と所感をまとめています。
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記事一覧

2024/10/05の日経新聞を読んで

2024/10/05の日経新聞を読んで

三井住友銀行や住信SBIネット銀行など住宅ローン大手の銀行が、10月適用分の変動型住宅ローンの最優遇金利を引き上げた。9月適用分と比べた引き上げ幅は0.15%。新規に住宅ローンを借りる場合、借入額3000万円なら、これまでに比べ毎月約2000円の負担増につながる。三菱UFJ銀行とみずほ銀行は、9月と同じに据え置いた。記事を要約すると共に所感を述べたい。

三井住友銀行は10月の最優遇金利を年0.6

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2024/10/04の日経新聞を読んで

2024/10/04の日経新聞を読んで

次世代半導体の国産化を目指すラピダスに、富士通が出資する方針であることが3日、分かった。ラピダスは資本増強に向け、既存株主や銀行団に出資を要請している。富士通は既存株主ではないが、資金確保に協力する。記事を要約すると共に所感を述べたい。

出資額は今後詰める。

富士通はラピダスへの出資により、最先端半導体を優先的に確保し、AIを活用したITサービスの強化などにつなげる狙いがあるとみられる。

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2024/10/03の日経新聞を読んで

2024/10/03の日経新聞を読んで

企業の重要データを暗号化する「ランサムウエア」への対抗策として、暗号化を解く「復号」の重要性が高まっている。データを復元できれば事業への影響を抑えながら要求を拒める。国や民間企業が開発した復号ツールの活用例は世界で600万を超えた。暗号化を省く手口も現れており、感染を防ぐ基礎対策は欠かせない。記事を要約すると共に所感を述べたい。

ランサムウエアは企業などが保有する機密や重要データを暗号化して使用

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2024/10/02の日経新聞を読んで

2024/10/02の日経新聞を読んで

自民党の石破茂総裁は1日、衆参両院本会議での首相指名選挙を経て、第102代首相に就任した。同日夜に組閣を終え、石破内閣を発足させた。首相就任後初の記者会見で9日に衆院を解散し、15日公示―27日投開票の日程で衆院選を実施すると表明した。就任から解散まで戦後最短の期間となる。記事を要約すると共に所感を述べたい。

皇居での首相親任式と閣僚の認証式を経て正式に新内閣が発足した。

首相は自らの内閣を「

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2024/10/01の日経新聞を読んで

2024/10/01の日経新聞を読んで

日立造船は30日、およそ80年掲げた社名を下ろした。日立製作所グループでも造船業でもなくなり、脱炭素技術を事業の核とした会社をめざし、10月1日付で「カナデビア」に改める。ところが、歴史的な日を目前にして船舶用エンジンの燃費や排ガスのデータ不正が発覚し、環境企業としての再出発に水を差した。記事を要約すると共に所感を述べたい。

新社名のカナデビアは、脱炭素技術で人類と自然の調和を「奏でる」目標と、

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2024/09/30の日経新聞を読んで

2024/09/30の日経新聞を読んで

自民党の石破茂総裁の安全保障政策を巡る発言が日米間に波紋を広げ始めた。米シンクタンクへの寄稿で日米安保条約の改定を主張し、同盟関係を見直す方針を示したためだ。アジアに相互に防衛し合う枠組みが必要だとも提起した。記事を要約すると共に所感を述べたい。

石破氏は米シンクタンクのハドソン研究所が27日にウェブサイトに掲載した寄稿で、米軍の対日防衛義務などを定めた日米安保条約の「非対称性」に触れ「改める機

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2024/09/29の日経新聞を読んで

2024/09/29の日経新聞を読んで

三菱UFJ銀行は10月適用分の住宅ローンで、新規顧客向けの変動型の最優遇金利を9月と同じ0.345%のまま据え置く。7月の日銀の追加利上げにより優遇前の指標となる基準金利を上げる一方、基準金利から差し引く優遇幅を拡大する。
記事を要約すると共に所感を述べたい。

最優遇金利は多くの借り手に適用される住宅ローンの看板となる金利で、各行が低利で競い合う。

10月は多くの銀行が最優遇金利も引き上げると

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2024/09/27の日経新聞を読んで

2024/09/27の日経新聞を読んで

サントリーホールディングスは2025年春、基本給を一律で底上げするベアを含む約7%の賃上げを目指す。24年と同程度となる見込み。ベアを含む賃上げは3年連続。他の企業に先駆けて表明し、人材確保で先手を打つ。記事を要約すると共に所感を述べたい。

新浪剛史社長は26日、日本経済新聞のインタビューで「賃上げ7%程度を目指し、前回レベルを前提に労働組合と議論している」と明かした。

24年12月期の連結業

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2024/09/26の日経新聞を読んで

2024/09/26の日経新聞を読んで

サーバー仮想化ソフトの販売を巡り、公正取引委員会は25日、クラウド関連大手VMwareを独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査した。市場で圧倒的なシェアを占める同社がクラウド事業者を「ロックイン」していたことが背景とみて、公取委が実態解明を進める。記事を要約すると共に所感を述べたい。

公取委は、米VMウェアを2023年11月に買収した米半導体大手ブロードコムが違反の疑いのある行為を主導した可能性があ

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2024/09/25の日経新聞を読んで

2024/09/25の日経新聞を読んで

自民党総裁選は終盤に入り、中国とロシアによる日本周辺での軍事的挑発に対する抑止策が争点に浮上した。両国の軍用機の領空侵犯が続き、一部の候補からは、より強い対抗措置を取るための法整備を求める声も上がる。記事を要約すると共に所感を述べたい。

ロシア軍の哨戒機は23日、北海道礼文島沖北方の上空で3時間に3度領空を侵犯した。爆弾倉を開けていたことも確認した。

航空自衛隊の戦闘機が3度目の侵犯の際、強い

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2024/09/24の日経新聞を読んで

2024/09/24の日経新聞を読んで

防衛省は23日、北海道の礼文島沖北方で同日午後1時から3時台にかけて、ロシア軍の哨戒機1機が日本の領空を3度侵犯したと発表した。航空自衛隊の戦闘機が緊急発進し、強い光と熱を放つ「フレア」を使用して警告した。対領空侵犯措置でフレアを使用するのは初めて。記事を要約すると共に所感を述べたい。

政府は外交ルートを通じロシアに厳重に抗議して再発防止を求めた。

1度目と2度目の侵入の際は無線などで退去を求

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2024/09/20の日経新聞を読んで

2024/09/20の日経新聞を読んで

不動産経済研究所(東京・新宿)が19日発表した8月の首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)の新築マンションの発売戸数は前年同月比50%減の728戸だった。減少は5カ月連続で8月としては過去最低だ。記事を要約すると共に所感を述べたい。

建築コストが上がる中、採算が見込めるホテルなどが用地取得を優位に進めており、マンション供給は低水準が続く。

8月の供給は1973年の統計開始以来、最低だ。

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2024/09/19の日経新聞を読んで

2024/09/19の日経新聞を読んで

レバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの戦闘員らのポケットベルが17日に一斉爆発した事件では、イスラエル側が端末の製造・流通過程で爆発物を組み込み、通信によって遠隔操作した可能性が指摘されている。情報端末のサプライチェーンへの侵入が安全保障上のリスクとして浮上してきた。記事を要約すると共に所感を述べたい。

爆発の瞬間をとらえたカメラの映像からは、ポケベルを手にした人物の手元から破片が飛び散る様子が確

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2024/09/18の日経新聞を読んで

2024/09/18の日経新聞を読んで

地価上昇が広がっている。国土交通省が17日公表した2024年の基準地価で、地方圏の全用途の平均が地方4大都市を除いても前年から0.2%上昇し、32年ぶりのプラスになった。訪日外国人客を中心とした観光需要の高まりや、半導体の工場新設などが起点となり、地価上昇が各地に波及している。記事を要約すると共に所感を述べたい。

7月1日時点の地価動向を調べた。地方圏のうち、札幌市、仙台市、広島市、福岡市(地方

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