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質問すれば部下が変わる!上司が身につけたい「質問力」

今回の記事はこんな方におすすめ!
☑️部下の育成に悩んでいる
☑️叱らないで部下を育てたい

部下の育成について悩む人が増えている様です。

昔は、上司が部下の評価をするというのが基本でしたが、今では、上司としての資質は部下が評価する物になってきています。

少しでも「良い上司」になって、部下に尊敬されたい、そう感じるのは自然な事です。

「良い上司」に欠かせないのは、「質問力」です。

今回は、「質問」を行う事で、「良い上司」の仲間入りを果たす方法を解説します。


質問すれば「考えさせる」事が出来る

あなたが部下の育成において重要視している事はなんでしょう。

能力、人間性、協調性…。

挙げればキリがないでしょう。

それでは、部下を育成する意義はなんでしょうか。

広い意味では、「自立させる」という事ではないでしょうか。

基本的な業務は一人でこなせる、その場に応じた判断力、適切な報連相が出来る、どれも自立した部下に欠かせない要素です。

では、自立した部下とはどんな人物でしょうか。

私が思うに、それは「自分で考える」事の出来る人物だと考えます。

確かにマニュアル通りに仕事をする事も重要ですが、マニュアル通りにいかない事が起きるのが仕事です。

そして、その時の適切な判断が出来るかどうか、思考を巡らせる事が出来るかどうか、それが重要なのです。

「自分で考える」という力を養うには、日頃から考える癖をつける事が重要です。

そこで役に立つのが「質問」なのです。

「質問」されると、答えを探してしまうというのが、人間の特徴です。

つまり、考えることを強制させるのが質問なのです。

よく、1から10まで全て説明してしまう上司がいます。

確かに部下としては助かるかもしれませんが、最終的には、人に言われなければ出来ない部下になってしまいます。

しかし、日頃から質問をし、部下に考えさせる事が出来ていれば、壁にぶつかった時も、自分なりの答えを探す事が出来るでしょう。

例えば、部下から意見を求められた場面を考えてみましょう。

意見を求められれば、すぐに自分の意見を話したくなるものです。

しかし、そこでグッと我慢して、こう質問します。

「君はどう思う?」

すると、部下は自分なりの答えをあなたに話すでしょう。

この様なことを繰り返しているうちに、部下は「自分で考える」という癖をつけるのです。

答えを与える前に、部下に質問をしてみるという事を意識してみましょう。

自分への質問で自分も成長する!

質問をされると答えを探してしまうのが、人間の特性だと先程述べました。

その特性を利用する事で、部下だけではなく、自分の成長を促すことも可能です。

つまり、自分に質問するのです。

例えば、部下が自分の思い通りに動いてくれなかった時、全て部下の責任にしてしまう事も可能です。

しかし、「なぜ部下はこちらの意図通りに動いてくれなかったのだろう?」と自分に質問してみるとどうでしょう。

自分にも改善出来る点がある事に気がつくのではないでしょうか。

この様に、質問することで思考を巡らせ、今までは思いつかなった方法を客観的に見つける事が出来るのです。

部下の成長には、あなた自身の成長が不可欠です。

質問は相手にだけではなく、自分自身に対しても効力を発揮する事を覚えておきましょう。

まとめ

今回は、上司が身に付けるべき「質問力」について述べてきました。

質問する事で、相手も自分も、今まで見えて来なかった答えが見えてくる事に気がつくかもしれません。

その為、より的確で適切な質問をする事が、上司には求められているのです。

是非、「質問力」を鍛え、部下の成長を促してあげてください。

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