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アメリカ生活note

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#国際結婚

【アメリカ】最近の採用面接で起こっていること

【アメリカ】最近の採用面接で起こっていること

うちの夫は、人事とは全然違う部署で働いているのだけど、採用の初期段階の仕事をたまにしている。

書類選考を通った候補者に対し、1発目の面接をするのである。オンライン面接でインタビュアーを務めるわけだ。時間は1時間ほど。

面接した後、意見を添えて結果を報告することになるので、それなりに時間と労力を割く。

それでも、面接業務が性に合うらしく、よく引き受けている。いろんな人がいておもしろいらしい。

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アメリカ育ちの子どもたちに、「ママが日本人で良かった」と言わせる方法

アメリカ育ちの子どもたちに、「ママが日本人で良かった」と言わせる方法

料理は嫌いじゃないが、普段はなるべく手のかからないものを効率よく作って出したいと思っている。

それに、毎日買い出しにいくのは時間がもったいないので、週に2回くらいで済むようにまとめ買いをする。

そうやって、食事づくりにかける時間をなるべく短くするために、いつもは冷蔵庫の中にあるもので何を作るかという思考回路である。

でも、たまに、そんなことは一切お構いなしに、「あ、今日はアレを作ろう」という

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異文化での失言?あるある。わたしはタトゥーで失敗しました

異文化での失言?あるある。わたしはタトゥーで失敗しました

アメリカにいると、タトゥーをしている人がわんさかいる。

以前は、体のどこかにタトゥーがある人を見るたびに、

「日本にいっても温泉に入れない…」

という一文が、いちいち頭に浮かんでいた。大きなお世話である。そもそも、赤の他人と真っ裸で空間をともにするなんて、彼らにしてみればそっちの方がよっぽどクレイジーである(と思う人も一定程度いる)。

だから、もちろん口に出しては言わない。ただ、タトゥー=

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アメリカ人の夫からリクエストされている日本の朝ごはん

アメリカ人の夫からリクエストされている日本の朝ごはん

いまの家に引っ越してくる前に住んでいたところは、日本から駐在で来ている日本人ファミリーが比較的多く住んでいる地域でした。

まだアメリカに来て数年しかたっていない頃です。子どもが小さかったので、同じような年の子がいる人たちで自然とグループを作り、子どもたちを一緒に遊ばせたりしていました。

彼女たちとの付き合いの中で、わたしは、純日本人家庭と国際結婚家庭である我が家との間には、いろんな面で違いがあ

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家の中で靴をはくスタイルになじめない

家の中で靴をはくスタイルになじめない

唐突に、夫が家の中で靴を履き始めました。

「おいおい!」

わたしは、警官が笛を吹き鳴らして注意するような勢いで、夫を呼び止めました。

「なんで家の中で靴履いてるの?!」

事前の説明もなく、突然始まったその新しい習慣に、私はすぐに気づきました。アディダスのスニーカーの靴底が、床に触れるたびに、ぎゅしぎゅしと耳慣れない音を立てるからです。

呼び止められた夫は、なんでもないことのように涼しい顔

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英語ワールドに出たら、意外なところで躓いている

英語ワールドに出たら、意外なところで躓いている

アメリカに来て7年経ち、英語もまあまあ上達したように思うが、いまだ馴染めないことがある。

それは、相槌のタイミングである。

アメリカ人である夫との会話は、ほぼ英語。夫には、私が正しくない英語を使っているときは、その都度指摘してほしいとお願いしている。子どもが変な英語を覚えてしまわないようにという思いもあるが、私自身も正しい英語を身につけたい。

なので、発音やら文法やらを訂正されることがあるわ

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