大音希聲

画像1 大音希聲(たいおんきせい) 本当に偉大な音はかえって声が希(すく)ない。老荘思想に由来するこの言葉は、派手で騒がしいものではなく、静けさや控えめな中にこそ本質的な価値があることを示す。微風や川のせせらぎのように目立たない音が心に染み入るように、真に偉大なものは形がなく自然の中に溶け込んでいる。

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