伊島 秀_Shu Ijima
松尾芭蕉への敬愛と憧憬とともに、日々移ろい行き過ぎる心象風景を“言葉のミニマリズム”である俳句という形式で言語化。
朝の日課として続けているデジタル書道作品集。 禅語や道元の名言、著名人の格言等、 心に静謐をもたらす言葉の数々を記録する。
【人生最期の食事を求めて】 この1回限りの人生において、A級・B級の分け隔てなく美味しい食事と幾度と出逢うのであろうか? そして、いつ来るとも解らない死の直前に何を選ぶのだろうか? 雄叫びを上げたくなるほどの、膝から崩れ落ちるほどの、涙が出るほどの食感動。 この記録は、究極の選択の模索と探求の試みである。 あなたなら人生最期の食事は何か?
現代に溢れかえっている物・物・物。 果たして、物は生活を便利に上質にすることができても、人間を幸福にすることはできないのではなかろうか? そんな疑問から、「マイ・ミニマリズム=極少の物で、極上の幸福を。」をテーマに日々模索する経過を記録する。
孤島に持っていく本を問われた時、 自分の余命が分かった時、 人はどんな本を選び読むのだろう? 本棚はその人の思考の露呈である。 となると、私の本棚は偏屈な愛情に満ちている。 つまり“偏愛”である。 その偏愛によって人生は思わぬ方向に狂っていくものである。 が、気がつけば社会人となり、忙殺の毎日の中に埋もれてあれほど好きだった読書も遠ざかり、読もうとしてもビジネス書や仕事に関する書籍ばかりだった日々。 そして2022年春、会社退職とともに再び読書に励む毎日を取り戻した。 まるで自己の狂った人生を取り返すかのように…… あの頃読んだ本やこれから読むべき本を吟味し、あえて偏愛を披瀝する孤高の読書、すなわち孤読を愉しむ読書録をここに刻む。