【100点満点で3点】 映画『ボブ・マーリー ONE LOVE』。
ホントは0点だが、
『Simmer Down』のシーンが良過ぎて泣いてしまった笑。
この映画については、既にスレッズか何かで読んだ誰かのコメントが完璧な「正解」を出していたので、そちらを引用する。
「スパイク・リー監督に3時間映画として撮らせるべきだった」
いや、全くその通り。
つまり、「熱量」が全く無いのである。
私のこれまで観た中で最高の伝記映画は『マルコムX』。
あの異様な熱量が出せなければ、マーリーの伝記映画なんて最初から止めた方が良かった。
口直しに本人のライブ映像を見直したが、
もう全く異次元。
何であんなに凄いものが、こんなに薄っぺらくなっちゃうの!?
また、役者としては最近の『エルビス』並の「憑依芸」見せるチャンスの筈だが、
主演男優はただただオーラに欠ける。
最近のハリウッド映画特有の「ある一定のテンプレートにツルンっと綺麗にハマった」コマーシャル映画でしかなかった。
おいおいオマエら!
ボブ・マーリーを扱うんだぞ!?
分かってんのか!?
と、関係者全員土下座させて3時間ほど説教したい気分である。
完。