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気持ちの隙間をただ埋めたかったあの時

そういえば…Wとの出来事

そういえば、Wと初めて飲みに行った後のこと。泊まった次の日の朝、LINEで「昨日のこと覚えている?」って聞いてみたんです。でも、Wはその話題をさらっと流してごまかしてしまいました。w その後、「話したいことがある」と連絡をくれました。

Wはバツイチで子どもはいないこと、離婚に至った理由や、現在の状況について話してくれました。そのときの私は、気持ちがどんどん大きくなっていたけれど、Wの中ではきっと複雑な思いが渦巻いていたんだと思います。彼は毎日残業で、21時過ぎに仕事が終わるのが当たり前の生活。お互いに予定が合わなくて、なかなか会うこともできませんでした。

そんな中、偶然知り合ったバルに立ち寄ったらWとばったり。お店の店主と3人で、お店が閉まった後に飲みに行くことになりました。Wとその店主は仲が良かったけれど、私との関係については何も話していなかったみたいで…。男の人ってそういうものなのかな?なんとなく「隠されている」という感覚がして、私はすごくモヤモヤしてしまいました。

その飲み会の途中、Wが「ウチくる?」と言ってきたんです。でも、その店主に事情を隠していることがどうしても引っかかってしまって、「店主にもちゃんと事情を話して!」とお願いしました。けれど、Wは話してくれませんでした。そのときのやりとりが、私の中ではかなり大きな出来事でした。

「私はただのセフレなんだろうか?」と自問自答する日々。その頃の私は心身ともに疲れ果てていて、そんな風に扱われているように感じることで、さらにダメージを受けていました。きっとWに悪気はなかったんだと思います。もしかしたら、お客さんという立場もあったのかもしれません。でも、それでも…私はどうしてもその複雑な関係に飲み込まれてしまい、自分の中で気持ちの整理がつかなくなっていたのです。

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