連休明けは人間にも暖機運転が必要
今年のゴールデンウィークは例年よりも外出したり遊んだりした人は多いと思います。
既にゴールデンウィークが明けて3日目ですが、やはり様々な事故が起きているように感じます。
実は連休明けっていうのは実は事故を起こしやすい期間だったりします。
この手の原因の一つとなっているのは、
人間の暖機運転をしていないからです。
機械操作をしている方やクルマの運転をしている方なら分かる単語だと思いますが、暖機運転とは始動したあとに暫く低負荷で動かすことです。
機械やエンジンは温まった状態で動くことを想定していますから、始動させたばかりで高負荷をかけるような運転をすると不具合が出る可能性が高まります。
つまり人間で言いますと、激しい運動前の準備体操みたいなものです。
準備体操もしないで激しい運動をしたらケガをしやすいですよね。
さて、それが連休明けと何の関係があるのかという話ですが、まず必要なのが作業に対する暖機運転です。
連休を挟んでしまいますと、いつもやっていた作業の感覚を忘れてしまっているものなんです。
自分では気づかないような些細なズレですが、これが命にかかわるような機械の作業やクルマの運転を行う場合、事故につながってしまいます。
よって、いつも以上に一つ一つ作業を確認をしながら気を引き締めないといけません。
一つ一つ丁寧にゆっくりと確認していく。
これが作業の暖機運転だと思っています。
次に必要なのがメンタルに対する暖機運転です。
連休でリフレッシュしてメンタルも回復し頑張れる状態の方が多いとは思いますが、まずその状態がいつもと違うことを意識したほうが良いのです。
また別なパターンとしては、連休でリフレッシュしても連休が明けてしまうという憂鬱の落差で、逆に休み前よりもメンタルが弱ったり、集中力が低くなったりすることも出てきます。
調子が良いからって頑張りすぎても良くないですし、メンタルが弱っているからといって空元気になるのも良くないのです。
無理しないで、できる範囲でやることが大切かなと思います。
結局は『休み明けは無理しない』ただそれだけなんですが、それも難しいのが昨今なのかもしれません。
とにかくこの1週間は自分も周りも暖機運転が完了していないことを意識しながら生活すると良いかもしれません。
今日はこの辺で。
ギアでした。゜ω゜)ノ