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【楽曲感想文】MONKEY MAJIK「空はまるで」

こんばんは!
出会った日の喜びも、いつの日か・・いつの日か
小栗義樹です!

本日は楽曲感想文を書かせて頂きます!
僕が好きな曲・聴いた音楽を題材に感想文を書く試みです。感想文を読んでもらった方々にちょっとでも題材となった曲が気になると思ってもらえればいいなと思っています。

本日の題材は
MONKEY MAJIK「空はまるで」
です。

2007年に発売されたMONKEY MAJIKの4枚目のアルバムのリード曲です。

youtubeを徘徊していたら久しぶりにこの曲が流れてきたのですが、ここでもう1回、この曲の素晴らしさについてまとめておきたいなと思いました。ちなみに僕は、MONKEY MAJIKが大好きです。日本のポップロックバンドの中で「完成形」と呼んでもいいと思っています。

分かりやすい、カッコいい、楽しい、安心するといったポップロックバンドに必要な要素を全て満たしている数少ないバンドだと思うのです。

中でも僕が本当にいいなと思う要素が「余裕がある」という点です。これは僕がそう呼んでいるだけで、もしかしたら「深みがある」とか「優雅な感じがする」と置き換えることが出来るのかもしれません。

MONKEY MAJIKの曲には、洋楽が持つ深みとJポップが持つキャッチーな感じがいい塩梅で両立されているなと感じます。歌詞もそうですが、曲自体がそうです。普通、こういった洋楽のテイストが入る音楽は日本人が歌うとペラペラ感が目立つのですが、MONKEY MAJIKの場合はボーカルがカナダの人ですから、聴いていてとてもしっくりきます。

この余裕のある曲展開とキャッチーさが、聴いている人に余裕を感じさせる構造になっているように感じるのです。

中でも、本題材の「空はまるで」のバランスはピカイチだと思います。MONKEY MAJIKの曲は基本どの曲も好きですが、空はまるでは、誰が聞いても一定以上の理解を得られる珍しい曲なのではないか?と思うのです。

凄いなと思うのは、どこで聞いても邪魔にならない距離感です。ドライブしている最中に流れてきても、作業をしている時にふいに流れてきても、海で聞いても、山で聞いても、ライブで聞いても、全員が適度に盛り上がり、全員が適度に口ずさみ、歩いている時にふと流れてきたら、ちょっとだけ足を止めてしまう。こんなバランスの良い曲はなかなかないと思います。

英語の歌詞が入っているバンドの曲って、アルバムを通して聴いている方が面白いなと思うことが多いのですが、MONKEY MAJIKの空はまるではその曲単体で聞いても気持ちが良いし、アルバムを通して聞いても違和感がありません。

これは先入観が入っているかもしれませんが、この曲を聴いている人のほとんどはきっと良い人なんだろうなと思っています。実際、ライブに行ったときも良い人なんだろうなぁと思える人しか周りにいなくて、なんて温かい空間なんだろうと思いました。

MONKEY MAJIKの音楽はずっと優しいです。空はまるではその優しさの中に、元気と勇気と希望が詰まっています。

恐らく、多くの方がこの曲を知っているのではないかと思うのですが、もう一度改めてじっくり聴いてみてほしいです。聞き終わってから「今から頑張ろう」「明日も頑張ろう」という気持ちになれると思います。

というわけで、本日はこの辺で失礼いたします。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
また明日の記事でお会いしましょう!


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