学ぶことの楽しさ
最近、なかなか記事を書けません。勉強ばかりしています。ある資格試験の勉強です。それが楽しくて楽しくて。
体力のある息子は22時までは寝ません。私はなんとか体力温存しながらやっとの思いで寝室へ。そこからがまた長い。
おかーさん、これ読んで。次はこれ、その次はこれ。この図鑑も。
そしてやっと、おやすみグッナイ。
お楽しみを頭に思い浮かべ、息子の頭を撫でながら目を閉じないように、閉じないように、閉じないように……ハッ!……という感じで必死に起き上がり、なんとか机にたどり着きます。
どうしてこの意欲が昔はなかったのだろう?どうして中学生の時にこの意識が生まれなかったのだろう?クラスの最下位を争っていました。
何にも興味がなく、何の夢もなく、今では考えられないほどの無気力。あれから30年以上が経過して、ようやくやってきた私の学び黄金時代。
どうしても覚えられない言葉、どうしても理解するのに苦しい内容。そんなことも、「どうやったら覚えられるか?どうすれば理解できるか?」まずそこから調べようと努力する自分を褒めてあげたい。
関連する書籍も読みたい、実験もしたい、作業時間をどうしたら捻出できるか??そうやって考えているだけでも楽しい。そして結局できずに時間だけが過ぎていることも多いけど。
45歳でも出来るんだ。子どもがいても出来るんだ。仕事があっても出来るんだ。って自信につながりました。(まだ受かってない)
(いろいろなところに歪みが出ているけど……)
問題は体力。まずお酒は一滴も飲んではいけない。速攻で息子と夢の中に旅立ってしまう。そして勉強意欲が強すぎることも弊害の一つ。なぜなら「次はなんの勉強しよう?」なんて考え始めてしまうと、そちらが楽しくて今やるべきことに集中できなくなってしまう。
その資格が受かるか受からないかよりも、結局そんな「学んでいるという空間」に身を置いているだけで幸せ。
専門的な勉強は楽しいけれど、世の中のことももっと知りたい。本当はそっちの方が大切だと思うけど、どちらにしても、生活には困らない。
ただ、娘とのコミュニケーションには必要かも。
先日の新聞に出ていた「BTS入隊延期へ」の見出し。おお、これは娘に言わなければ。娘はどちらかというとBTSよりTWICE派なのだけど、親友がとにかくBTSのファンで、韓国語までマスターしてしまった。
どんな反応見せるかな?
へ~!どうして?なんで?
ファンの声が政府に届いたこと、法律を変えたことなどを話したら、感心した様子。
こんなにも近い国なのに、その「兵役法」はものすごく遠い存在に感じる。彼氏が、息子が入隊する、というのはどんな気分だろう?
もうひとつ気になる記事が。娘に聞かなければ。
今年の流行語大賞は「三密」。わかった。そりゃそうだよね、あつ森、オンライン○○、、、と続く。
でも最後にあった「フワちゃん」。申し訳ございません。知らないなあ。フワフワした人のこと?
え、知らないの?めっちゃ面白いよ。お笑い芸人さんだよ。YouTuberでしょ。
へー、、、
念の為、調べてみました。動画を見ても、さっぱり。はじめて見るお顔。流行語にもなるほどなのに、私はどこで取り残された?不思議で仕方ない。
今朝息子を起こし、おんぶで階段を降りてきて朝食をトン、と目の前に置くと
お母さん、隣にいてくれないとイヤだ
のいつもの一言。
隣の席に座る前、勉強道具をドサッ。「あ、携帯、携帯」とスマホも持ってきた。もう一度立ち上がり、持ってきたのは新聞。
これでのんびり食べる息子に付き合う準備万端。「よいしょ」と腰を下ろし、まずバサッと広げたのは新聞。3秒くらいで
「おかーさん、まずはこれでしょ!」
勉強道具を渡されました。
あーそうだった、そうだった!ガハハと笑ってごまかす母。
今はこっちが優先順位が上であること、どうして知っているのか不思議。5歳ってなんでも分かるんだな。
娘は私よりも世間に詳しくなり、息子は私よりも機転が利いてしっかりしている。
私は安心して、引き続き学ぶことを楽しむこととしよう。