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【ニュース感想文】NewsPicksの会員ユーザー数が1000万人を突破しました

こんばんは!
思い出あるメディアの記念をお祝いしたい男、小栗義樹です!

さぁ本日は、ニュース記事を題材にあれこれ感想を述べるニュース感想文を書かせて頂きます。感想文をきっかけにこのニュースに興味を持っていただけたら嬉しいです。

本日の題材はコチラ

NewsPicksの会員ユーザー数が1000万人を突破しました
です。

最近増えましたよね、ビジネスに特化したニュースメディア。NewsPicksはその走りです。うん、走りと言っていいでしょう。

もちろん、そういったメディアはNewsPicks以前からありました。それこそ日本経済新聞とか東洋経済オンラインなんかがそうだと思います。では何が走りだったのか?という話ですが、簡単に言えば「ビジネスという概念や構造の話」をするニュースメディアとして初めてだったと、もっと言えば、それがビジネスマンの中で民主化されたのはNewsPicksが最初だった思うわけです。

NewsPicksが出てきた時のインパクトはとても大きかったです。極端な言い方かもしれませんが、今までニュースメディア(ビジネス的な内容を含む)というものは「経営者のもの」だったと思います。NewsPicksは、経営者のものだったビジネス的な話をするニュースメディアを「サラリーマンのもの」にしたんです。

つまり、今までニュースとビジネスが混在する情報を経営者という小さなグループの中で展開していたメディアに対し、NewsPicksは本格的なビジネスメディアとは何かを考え、再構築し、多くの働く人たちに向けて情報発信してみせたのです。そして、その試みは無事に成功し、結果として「働く人たちのバイブル」にまでなってみせた。これはとても凄いことだと思います。

今まで数多くの民主化を見てきましたが、これほど大きな民主化は数えるほどしかないと思います。NewsPicksが働く人たちのバイブルになったことで、後にビジネス書ブームが訪れたり、ダイヤモンドオンラインやピボットなどのメディアが再評価、延長線上に継続されたといってもいいでしょう。

NewsPicksは、ただ定年まで働くだけという人生が当たり前だった日本に、自分も独立できるかもしれない・法人でなくても個人で仕事をして生きていけるかもしれないという可能性を提示しました。それは、ここ数年で起こった様々な変化の中でも、かなり大きい変化だったと言っていいと思います。

かく言う僕も、NewsPicksの恩恵・影響を受けた人間の1人です。がやてっく~誕生前夜~という当アカウントで連載していた記事にも書きましたが、NewsPicksは当時の僕のビジネス的な考えの手本であり、憧れでした。規模は違えどメディアを扱い、広告を扱い、コンテンツを考える仕事をしていた僕にとって、NewsPicksは「最先端」でした。

SNSはありました。ブログもありました。でも、ニュースやビジネスをコンテンツとして発信し、それに対してコメントで参加できるというメディアとSNSの中間的なサービスは、その当時はあまりありませんでした。

NewsPicksに出演している有識者やビジネスマンからも多大な影響を受けました。先ほども書きましたが、ほぼ同時期に訪れたビジネス書ブームは、その多くがNewsPicksに出演していた人が書いたビジネス書で、僕はそういった本とNewsPicksを読んで、今の仕事をしています。

正直に言えば、今NewsPicksはちょっと遅れているメディアというか、古典みたいになりつつあるなと思っています。多くのビジネスパーソンは、ピボットやリハックなどの新しいメディアを観ていると思いますし、活字のメディアでさえ、ダイアモンドオンラインのほうが勢いがあるように見えます。

時代はすごいスピードで変わりますから、移り変わるのは仕方がありません。NewsPicksも、若干その役割を終えてしまった部分もあるのでしょう。

ただ、僕はNewsPicksから受けた衝撃があって、今でもあの時の感動が忘れられません。だからこそ、NewsPicksのユーザーが1,000万人を突破したというこのニュースは素直に嬉しく思いますし、まだまだ伸びると確信しています。

これは少し偏見が入っているかもしれませんが、最近のビジネスパーソンはちょっとたるんでますよね。動画で情報をインプットした気になっている人が多いと思います。活字で情報をインプットしている人のほうが、比べたことはないですが、どうも力がある気がしてなりません。そもそも、活字のほうが時短が利きますし、文章を読みながら行われる対話みたいなものが動画よりもさかんなわけで、それはすなわち、より深く考察する力を持っているといえるのではないでしょうか?

何が言いたいかというと、実は今でも、成果をきちんと残している人は活字での情報収集を主軸にしているのではないか?と思っていて、そう考えると、先ほどNewsPicksを古典と言いましたが、実はNewsPicksは高尚なメディアになりつつあるのではないか?なんてことも思うのです。

もちろん、これは僕が越谷雑談がやてっくという活字のメディアを運営しているからで、活字に対してちょっとした贔屓目線を持っているだけかもしれませんが、NewsPicksのユーザーが着々と伸びている事を考えると、そういう視点もあるのなかなんて思うわけです。

なんにせよ、僕は今でもNewsPicksユーザーであり、これからもそれは変わりません。これからも素敵な記事を配信してもらい、勉強させて頂ければと思っております。

というわけで、本日はこの辺で失礼いたします。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
また明日の記事でお会いしましょう。


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