衝動買いの魅力
計画的なお買い物
私は普段から購入するものを吟味して吟味してから買う癖があります。
よく「ニーズ」と「ウオンツ」に分けて買い物をしなさいといったことを聞きます。
「ニーズ」は必要な物。
日用品や消耗品、必需品など、必要な物です。
「ウオンツ」は欲しいもの。
あると便利、趣味、自分へのご褒美や投資、欲しいもの。
ニーズとウオンツが重なる物もあります。必要でなおかつ欲しい物。これは購入の優先順位が高いでしょう。
私はネットで調べて、ECサイトで価格を調べて、色々なレビューを確認して、性能や使い勝手なども確認しています。
なので、欲しい物も吟味して、すぐに買わずに数週間、数か月経っても、まだ欲しいという感情が覚めていなければ購入する・・といった風にまどろっこしい買い物の仕方をしています。
購入する金額も、ある程度は基準を設けて 「今月は○○円まで」、来月に回そう・・みたいな感じです。
例を出せば 音声メディアのVoicyの有料放送やプレミアムリスナーも結構金額の高い有料放送は購入金額の上限を自分で決めて月の請求金額が高額になりすぎない様にセーブしています。(つん読ならぬ、つんボイシーになってしまいますので。つまり買ったはいいが聞けていないボイシーが増えすぎることです。)
地元の本屋さん
書籍も基本、Amazonなどで検索して購入を決めた書籍を地元の本屋さんに予約に行っています(たいていは置いていないので販売している書籍でも取り寄せが必要なのです)
そんな事前の下調べばかりの私なので、予定もなく本屋に行く事は少ないんです(漫画は調べてないので収集している漫画が発売されていないか?は年に2回ぐらいチェックに行っています(笑))
今回、子どものお迎えの時間前に、自然食品のお店にコーヒー豆を買いに寄る為に(店主と顔なじみなので行くと話をする時間が必要)少し早めに家を出ました。
すると、お店がお休みだったんですね。
そのまま子どものお迎えには早すぎる、かといって自宅に戻るほどでもない。
行く当てもないので、何の考えもなく、地元の本屋さんに行きました。
全く買いたい本も決めず本屋さんに行くのはかなり久しぶりです。
恐らく、何も買わないだろう・・・と思って入りました。
30分もない時間の間に、雑誌コーナー(ビジネス雑誌が好きなのでビジネス雑誌コーナー)に立ち寄り、気になる雑誌をパラパラとめくっていると、ガッツリと読みたくなりました。
以前定期購読していた小売業のビジネス雑誌「食品商業」なんですが、今回はオーガニック特集で、国内の先進的な事例が掲載されていて読み進めたくなり、立ち読みだけでは満足できず購入することにしました。
2階に漫画コーナーがあるので2階に上がって自分が収集している漫画が発売されていなかったのを確認してから、2階のビジネス書などを特にとりとめもなく、ウィンドウショッピングしていました。
そこで、目に留まったのが 佐藤一斎の「言志四録」でした。
ディスカバーの出版でエッセンシャル版(端折ったいいとこ取りのやつ)だったのですが、あまりにも読みやすく、個人的に刺さる内容だったので(立ち読みの数分で)これも衝動買いしてしまいました(笑)
一目惚れした商品は衝動買いしている
何だかんだ言いながら本が好きなのだとは思いますが、普段石橋を叩いて渡る主義なのに、2冊も衝動買いをしてしまった自分にびっくりしました。
恐らく自分は失敗したくないんだと思います。
限られた時間で面白くない書籍、ためにならない書籍を買いたくない といった気持ちが少なからずあるんでしょう。
だからレビューや星の数が多い書籍を事前に調べるんですよね。
今回の2冊は他に読んでいる本もあったにも関わらず、先に読み進めています。
こういった書籍との出会いも地元のリアルな本屋さんの魅力ですよね。
無駄遣いと言ってしまえばそれまでですが、衝動買いをした自分を褒めたい気分になりました。
ちなみに、旅行先などでのお土産売り場では妻も私も「え!こんなに買うの?」ぐらい衝動買いします。
それこそ、商品への一目惚れには弱いんです。
ということは・・おそらく私は衝動買い好きなのかも・・・。