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とあるファシリの対話大全 03:レゴ®︎シリアスプレイ®︎
レゴ@シリアスプレイ@:お互いの考えを大事に扱う対話の場
レゴシリアスプレイは、想いや考えをレゴブロックで組み上げて、その作品(発言)で対話する場です。
普段の会議では、考えて発言しても、考えが浅いとか、間違ってるなど、否定されることがよくあります。そんな中では、そもそも自分の考えを話す必要があるのだろうかと疑問に思ったりしました。また、改善や解決を求められている風潮があり、正解や実現性や、具
とあるファシリの対話大全 02:ワールド・カフェ
ワールド・カフェ:集合知を一人一人が得られる対話の場
ワールドカフェは、いろんなテーブルを回って、テーブル毎に違う人達と語り合い、互いに理解し、テーマもより深く解像度を増していくというそんな場はまさに「世界」そのもののようだという話を聴きました。
また昔、ワールドカフェにハマって、ワールドカフェ三昧をしていた私としてはワールドカフェを何セッション回せるかてか、たくさん回して全ての参加者が全ての
とあるファシリの対話大全 01:オープンスペーステクノジー
オープンスペーステクノロジー:参加者の主体を引き出す対話の場
オープンスペーステクノロジーはファシリテーター目線からすると始まったら参加者にすべてを委ねる対話の場です。
普段の生活でサービスを受け慣れている私たちは、受け身でいることが多いと言えます。故に自分から自由に行動する場では勝手が掴めずに停滞しがちです。場のルールは何か?期待されていることは何か?オープンスペーステクノロジーの場ではどう
リモートでの傾聴はツールの設定から
ファシリテーション研修の一部に「傾聴」についての時間もあるのですが、最近では傾聴そのものの説明の他に、普段利用するツールでの「整え」みたいなものもお伝えして、受講生それぞれが自分の参加する会議を想定したツールの設定を考えるワークを入れています。
Zoom編
相手側の設定がどうなっているかまでは、なかなか手は出せませんが、自分が人の話を聴く時にどういう画面構成で聴くかはツールの設定によって大きく
対話の場の「始まり方のデザイン」
自分は人見知りです。
小学生と高校の時に転校を経験して生存術として空気を読むことと、その場に合わせて演じることを身につけました。そして転校してくる人が少しでも馴染みやすくなるために手を差し伸べることを自然とするようになりました。
たぶん、これが私のファシリテーションのルーツであり、人が居心地が良い環境というのに執心している原点だと思うのです。
居心地というのは、最初はやはり「話せる」ことにあた
対話の場の「話しやすさ」について
「何について話せば良いか分からなかった」
先日、私がファシリテーターをした場でフィードバックでもらった参加者の言葉です。
前提、役割、解決、話す方向性が示されることで、その場で「自分が話して良い」発言内容が決まらなかったということなのだと理解しました。そして「ああ、このフィードバックはすごいなぁ」と思いました。もちろんこの参加者はうまく話せなかったことの不満を伝えていただいたのだと思いますが、
「プロセスやツールよりも個人と対話を」に救われた話
プロセスやツールよりも個人と対話を
アジャイル開発宣言の一文目として語られるこの文章。ダイアログ・ファシリテーターを名乗る私にとって、この文章が開発の世界にあることはすごくうれしいことなのです。
組織で対話は自然発生しずらい
しかし組織の中では対話は自然には生まれにくいとも感じています。挨拶、報告など組織で言葉を交わすことはそれなりにありますが、自分の考えを伝えること、いわゆる対話というお互
アレグザンダーの理論「パタン・ランゲージ」から「センタリング」へ繋ぐための話
私は会議や研修のファシリテーションや、チーム作りやプロジェクトのファシリテーションを仕事にしています。特に対話、ダイアログを用いた場をつくるのが好きで、研修はグループでの学習時間をよく入れています。
パタン・ランゲージに出会って、確かにファシリテーションにもパターンがあるなと思い、ファシリテーションに関するパターンを造りだして、ファシリテーションを伝える時に利用してチームの共通認識にしたりしまし
Pattern Theory 翻訳出版のクラウドファンディングを始めました
人生初のクラウドファンディングになります。
パタン・ランゲージの翻訳書に携わることになりました。中埜博先生とIT系のコミュニティで出会い、パタン・ランゲージ・インタビューという中埜先生にいろんな人がインタビューする対談イベントをやるようになり、ついにパタン・ランゲージに関する書籍の翻訳に携わることとなりました!
パタン・ランゲージを見つけ、創り上げるところから、使っていくフェーズに進める。中埜先
コミュニケーションを見つめ直す
ファシリテーターとして場づくりの準備として、参加者について考える時間を作っていますが、今までコミュニケーションの状態については「なんとなく」捉えるということ直感に頼った場づくりをしていました。
しかし、ファシリテーションについて人に伝えようとした時には「なんとなく」では伝わらないところもあって、自分の直感めいたところを言語化してみようと試みました。まだ仮説ですし、永遠のベータ版的な永遠に仮説だと思
ファシリテーターの背中
このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー19日目への投稿となります。
背中を見て育つという言い方があります。ファシリテーターの学び方にはいろんな方法があると思いますが、背中を見て育つのが、独りで学ぶよりも効果的かも知れないと最近思うようになりました。
以前は今もやってますが、ファシリテーターの学びは実践にあると考えて、ファシリテーションする場を持てるようにと、場所の鍵
ファシリテーターの根っこ
このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー17日目への投稿となります。
今日ちょっとしたふりかえりとグループコーチングという場をやっていくにあたってソース理論を考えのアプローチ的に使って、どうするか考えていて、かなり自分の「根っこ」になりそうな話をしたので、タイトルにしてみました。ソース理論とは…と書けるほど私が理解していないので書きませんが、思考の手助けとして使った感じ
ファシリテーターの空間術
このブログは「ファシリテーター」をテーマにしたアドベントカレンダー16日目への投稿となります。
今日のテーマは15日目のアドベントカレンダーを書いていて、あ、空間についての話書ける!と思ったので、「ファシリテーターの空間術」としました。
空間術は、リアルとオンラインとでそれぞれ話せるのですが、今日はリアル側で。
完全に個人的空間術なので、「へー」となるか、「ん?」となるか。
そもそもファシ