とあるファシリの対話大全 02:ワールド・カフェ
ワールド・カフェ:集合知を一人一人が得られる対話の場
ワールドカフェは、いろんなテーブルを回って、テーブル毎に違う人達と語り合い、互いに理解し、テーマもより深く解像度を増していくというそんな場はまさに「世界」そのもののようだという話を聴きました。
また昔、ワールドカフェにハマって、ワールドカフェ三昧をしていた私としてはワールドカフェを何セッション回せるかてか、たくさん回して全ての参加者が全ての人と対話を持てたなら、そこには参加者全員により大きな1 つの共通認識が創造されるのではないかという妄想にとりつかれはことがあります。つまり、ビジョンの浸透になるのではと…。実際には8セッションくらい回さないといけないとか、時間的に破綻したことを覚えています。
ただ多くの人と対話を行い、テーブルに誰か1人ホスト役(ある意味語り部)が残ることでストーリーが重なり合って出来上がっていくダイナミズムはあります。またひとテーブルの人数が4人くらいと対話しやすい人数にしやすのもやりやすい対話の形と言えます。
場のつくりとしては単純な故に、人の発言を否定しないとか、他の人の発言も多く聴けるように1人が話し続けないというようなグランドルール(グラウンドルール)をファシリテーターが場づくりを丁寧にするほうが良い場とも言えます。
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