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躁うつ大学生がキャリセンで障がい者雇用について聞いてきました。

こんにちは、あめうみです。
最近、健康のために朝さんぽをしています。現在2日目。
三日坊主にならないように頑張ります!

それでは今回は、大学のキャリアセンターで障がい者雇用について聞いてきた話をお伝えしていこうと思います。

私は現在双極性障害を患っており、大学3年で新卒での就活をしています。そこで、就活について書いた記事にとあるフォロワーさんからこんなコメントをいただきました。

わたしも双極性障害二型で、現在は障害者手帳を取って、障害者雇用枠での採用を目指して就活しています。
こう聞くとなんだか別世界のように思われるかもしれませんが、大企業だと一般枠と何も変わらず、合理的配慮はした上で採用してくれることろがたくさんあります。
まずは、大学のキャリアセンターなどに相談してみてはどうでしょうか。同じような人がいるかもしれません。

原文ママ

こういったコメントをくださり、本当に感謝しています。
ありがとうございます。

今まで私は一般枠で当たり前のように就活を進めてきました。その裏には、「自分は他の人と同じように働ける」という根拠のない思い込みがありました。このコメントがなければ、この思い込みを思い込みのまま、自分と向き合うことなく素通りしていたと思います。

実際、アルバイトは続いた試しがなく、体調不良によって当日欠勤をして周りに迷惑をかけることも少なくありませんでした。

そんな私が、正社員として週5で働けるのか。

コメントをいただいてからこの問いについて考えれば考えるほど、自信がなくなっていきました。

そこで、この不安と向き合うためにも、助言をいただいたとおり大学のキャリアセンターで障がい者雇用について相談してきました


障がい者雇用とは

まず障がい者雇用とは、一般雇用とは別枠で企業や自治体などが障害のある人を雇用することです。そして障害者雇用は「障害者雇用促進法」に基づいています。
主な内容は以下のとおりです。

  • 民間企業や自治体は障害のある人を一定の割合以上で雇用する義務がある

    • 民間企業の場合、2.5%

  • 差別禁止合理的配慮の提供義務としている

    • 障害があることを理由に、採用時や就職後に不利な条件を課したりすることを禁止

    • 障害のある人の困りごとを改善をする目的で、さまざまな個別対応や支援をおこなう合理的配慮を提供

  • 対象者は、障害者手帳を持っている人

厚生労働省によると、2023年度に法定雇用率を達成している民間企業は50%ほどらしいです。この事実から、達成するために障害者雇用を積極的に行なっている企業は少なくないと予想できるかもしれません。

障がい者雇用ではどんな求人がある?

大学のキャリアセンターで、障がい者雇用を行っている企業が一覧となっているパンフレットをもらいました。『障がい者のための就職情報誌 クローバー』ってやつです。
私が「なんとなく聞いたことあるな〜」という企業のみにはなりますが、障がい者雇用を行っている企業をいくつか挙げたいと思います。

  • 大和証券

  • 東京海上グループ

  • 竹中工務店

  • 日本銀行

  • 農林中央金庫

  • みずほリサーチ&テクノロジーズ

応募職種は、ざっとみた感じ

  • 事務職 8割

  • 技術職 2割

事務職に関してはパソコン入力や書類作成、オペレーター、技術職に関しては社内アプリの開発などが職務内容として書かれてありました。

これを見た私のイメージとしては、障がい者雇用枠の仕事内容は、大きい会社の事務をするか、プログラミングなどの技術経験がある人はそっちをやる、といった感じです。(探せばいろんな職種がもしかしたらあるかもしれませんが…)

う〜ん…やりたいことじゃない!

私はこだわりが強いため、淡々と事務をする自分も、プログラミングをカタカタする自分も、想像できませんでした。

また、キャリアセンターの方にも、「やりたいことをやるのが一番なんじゃないかな」と言われました。

私の結論

キャリアセンターの方といろいろ相談した結果、私の結論は、「一般枠で就活して、就職して、働いてみて、もし無理だったら病気を申告する」というものです。

理由としては、

  • やりたい仕事をしたい!

  • 一般枠で働くことを最初から諦めたくない

の2つです。

1つ目に関しては、私は今、編集プロダクションに入社してライターになることを一番の理想としています。文章を書くことを仕事にしたいのです。

事務職の中にも文章を書く仕事はあるかもしれませんが、文章を書くことがメインではなくなります。それは嫌だ!!!ということで、まずはやりたいことを第一に就活をしていきたいと強く実感しました。

2つ目に関しては、障がい者枠で就活することは2社目以降でもできるため、まずは一般枠で働いてみたいという理由です。

キャリアセンターの方によると、障がい者雇用も一般雇用も、第二新卒での求人は増えているそうです。なので、働く意思があればどこかしらで働くことはできる、と言っていました。となると、もし一般枠で就職した一社目で働けなくなったとしても、転職するときに障がい者雇用枠で就職すればいい、という結論になりました。初めから一般枠を諦める必要はないということです。

おまけにですが、新卒カードは卒業1年後でも使える企業が多いということも教えていただきました。キャリアセンターの方いわく、7割の企業は卒業後1年たっても、新卒生と同様に採用してくれるらしいです。卒業後もう1年じっくり考えて就活する選択肢もあると思うと、少し気が楽になりました。


おわりに

ということで、引き続き一般枠で就活を進めていきたいと思います。
双極性障害という病気がありつつも、正社員として働けるかどうかという不安はありますが、自分の夢に向かってまずは挑戦してみたいと思います。

ここまで読んでいただいてありがとうございます☺︎
引き続き読んでいただけると嬉しいです!

また、もし「その認識は違うよ」「こういう選択もあるんじゃない」などご意見があれば、気軽にコメントしてください!自分を見つめ直すきっかけにさせていただきたいと思います。


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