センスがない?そう思って諦めるのは何故なのか
多くの人が、「やりたいことを突き詰めたい」「好きなことを思いっきりやりたい」と思いながらも、心の中でこうつぶやいてしまいます。
「自分にはセンスがないから…」
こうして、本来なら叶えられるはずの夢や目標を諦めてしまいます。実は、過去の私も「自分にはあの人みたいな才能はない…」「俺にはどうせ無理だろう…」と、自分自身の可能性を諦めていた一人でした。
では、なぜ人は「センスがない」と感じると、それを理由に行動を諦めてしまうのでしょうか???
今回は、この心理の背景と、「センスとは何か」を再定義することで、新たな視点を提供したいと思います。
「センスがない」と諦める心理
「センスがないからダメだった」と結論づけることは、実は自己防衛の一つです。何かに挑戦し、失敗や挫折を経験すると、自分の努力が報われなかったことに傷つきます。その傷を和らげるために、「自分にはセンスがなかった…」と言い訳をするのです。
これを心理学では「セルフハンディキャップ」と呼びます。
☑️ セルフハンディキャップとは?
セルフハンディキャップとは、自分にわざとハンディキャップ(制約や言い訳)をか課すことで、失敗した時に自尊心が傷つくのを防ぐ行為です。具体例を挙げてみたいと思います。
・「全然準備してないし、できなくても仕方ないよね」
・「今回は忙しくて勉強できなかったから」
このような言葉を口にしておくと、失敗した時も「自分の能力が低いわけじゃない」と無意識に保険をかけられます。逆に、成功した時には「準備していなかったのに成功した」と自己評価を上げることができます。
セルフハンディキャップの怖いところは、無意識に自分のパフォーマンスに制限をかけてしまうことです。
・「ダメかもしれない…」
・「どうせやってもできないかも…」
・「やったことないから…」
と自分で限界を作ってしまいます。
この話を聞いて心当たりのある人は、自分の行動に制限をして蓋をしてしまっている可能性があります。ぜひ意識してみて下さい。
「センス=才能」ではない
ここで改めて考えて欲しいのが、「センス」という言葉の本当の意味です。
「センス=才能」だと思っていませんか???
実は、「センス」とは日本語に訳すと、「感覚」という意味になります。つまり、「センスがない=感覚がない」となると、普段使っている日本語としては成り立たないと思いませんか。
センスというのは、「ない」のではなく、「センスを磨いていないだけ」なのです。
センスは磨けるもの
「センス」とは生まれつきの才能や能力ではありません。それは「磨き続けることで洗練されていくもの」です。今はセンスが鈍く感じていても、日々努力を重ねていけば、より鋭い感覚を身につけることができます。
例えば、スポーツ選手が日々の練習でスキルを磨き、感覚を研ぎ澄ませていくように、私たちも自分のセンスを磨き続けることができるのです。
センスがないと感じるのなら、「磨けば必ず成長できる」という視点を持ちましょう。「センスがない」と諦めるのではなく、「どうやってセンスを磨けるか」に意識を向けることが大切です。
また、セルフハンディキャップを防ぐためには、「自分の限界を勝手に決めないこと」が重要です。「ダメかもしれない」「どうせ無理」といった思い込みを手放して下さい。
センスを磨き続けた先にあるもの
センスを磨くことを諦めずに続けていけば、必ず新たな成長や成果に出会うことができます。それは、今までの自分では想像もできなかった世界かもしれません。
「センスがない」と諦めるのではなく、「センスを磨き続ける」という選択をしてみて下さい。その選択が、自分自身の可能性を大きく広げる第一歩となるはずです。
最後に
最後にこれを読んで下さっている皆さんに問いかけです。
もし自分のセンスを磨き続けたら、どんな成長が待っていて、どんな自分に出会えるでしょうか?
ぜひ、具体的にイメージしてみて下さい。そして、今日からその一歩を踏み出してみましょう。
あなたの未来は、あなたの行動次第でいくらでも変えていけます。
最後まで読んで頂きありがとうございます。少しでも参考になれば幸いです。
以前投稿した記事も、ぜひご覧になってみて下さい!
笑顔で、最高のパフォーマンスを!
では次回もお楽しみに👋
前回投稿した記事はこちら⬇️